Snow Man目黒蓮:“トレードマーク”のテクノカットをバッサリ「ここまでの短髪は人生初」 「教場2」で“初物づくし”のドラマ出演

2021年新春放送のスペシャルドラマ「教場2」(仮)に出演する「Snow Man」の目黒蓮さん(C)フジテレビ
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2021年新春放送のスペシャルドラマ「教場2」(仮)に出演する「Snow Man」の目黒蓮さん(C)フジテレビ

 人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんが、木村拓哉さん主演で2021年新春に2夜連続で放送されるフジテレビのスペシャルドラマ教場2」(仮)に出演することが10月18日、分かった。目黒さんがゴールデン帯のドラマに出演するのは初めて。また、Snow ManとしてCDデビュー後初のドラマで、フジテレビ系ドラマにも初出演となる。目黒さんは本作への出演にあたり、自身のトレードマークであるテクノカットから短髪に変身。「ここまでの短髪は人生初」だという。

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 ドラマは長岡弘樹さんのベストセラー小説(小学館)が原作で、警察官を目指す人たちが通う警察学校の教室“教場”を舞台に、木村さん演じる右目が義眼の冷徹無比な教官・風間公親(きみちか)と、生徒たちの姿を描く“警察ミステリー”。今年1月に2夜連続でフジテレビ開局60周年特別企画新春スペシャルドラマとして放送され、今回はその第2弾。

 目黒さんは、風間が教官を務める200期の生徒で、冷静な観察眼を持ち、警察一家に生まれた杣利希斗(そま・りきと)を演じる。木村さんとの共演は本作が初となる。

 目黒さんのほかに、生徒役で福原遥さん、矢本悠馬さん、杉野遥亮さん、眞栄田郷敦(ごうどん)さん、岡崎紗絵さん、戸塚純貴さん、高月彩良さんも出演する。

 ◇目黒蓮さんのコメント

 ーー「教場2」(仮)の出演が決まった時の思いをお聞かせください。

 一言で言うと、“震えました”。うれしいという気持ちと、プレッシャーが同時にきました。自分がやってみたかったことをやらせてもらえることはすごくうれしいことなので、出演が決まった瞬間から自分には何ができるのか、どんな準備ができるのかを考えながらここまで過ごしてきました。

 ーーSnow Manデビュー後、初ドラマ、ゴールデン帯ドラマ初出演、フジテレビ系ドラマにも初出演と“初物づくし”になりますが?

 とにかく僕は人生において、“どれだけ楽しいことを経験できるか”ということを考え方の土台にしていて、いろんなことに挑戦したいという思いで常にいます。今回初めてのことがたくさんあるということは、それだけいろんなことに挑戦できているということなので、“初物づくし”は非常にうれしいですね。今までお芝居をすることについて興味は持っていましたが、その興味をいつかお仕事につなげたいと思っていたので、このお話をいただいたときは、“楽しみ”という感情が大きかったです。

 ーー今回の「教場2」(仮)の台本を読んでの印象はいかがですか?

 第1弾の「教場」を拝見したので、台本を読んでいて、“あー、この感じ!”とすぐに映像がイメージできました。緊張感のある、あの雰囲気というのをイメージしながら台本を読んでいるので、生徒のみんなが成長していく過程で、いろんなエピソードがあって、またその伏線が回収されていくという、この作品の僕が好きな要素を強く感じました。

 ーー役に合わせて3年半ほどしていたテクノカットをバッサリと切って、メガネ姿となりますが?

 ここまでの短髪は人生初ですね。メガネも普段はしないので、ファンの方は、この姿をどう見られるんでしょうね。この髪形って、もう“教場”じゃないですか(笑い)。なんとか出演が発表されるまでにバレないように、撮影現場以外ではちょっとでも髪形を変えておきます(笑い)。

 ーー「教場2」(仮)への出演が決まって、メンバーの反応はいかがですか?

 実はまだ、メンバーに言っていないんです(笑い)。絶対に喜んでくれるというのは分かっているので、僕が言うよりも、世の中に“バン!”と、情報が出てから知った方がメンバーのみんなは喜んでくれるだろうと思っています。

 ただ、グループで共有しているカレンダーには、“目黒→所作訓練”、“目黒→ドラマ”のようなスケジュールが入っているので、メンバーは内心、“何のドラマだろう?”と、気にはなっていると思います。実際に何のドラマか聞いてきたメンバーもいるんですが、絶対に教えないようにしています! そして、この発表の時に、“「教場2」(仮)のことだったんだ!”と、ファンの皆さんと一緒に驚いてくれるのを楽しみにしています。

 ーー初共演となる事務所の大先輩・木村拓哉さんの印象はいかがですか?

 僕がジャニーズに入って、もうすぐ10年になるんですが、入所してからしばらくは全く自分の思うようにできなくて、デビューなんて絶対にできないであろう位置にずっといました。中学・高校くらいのときは、“辞めたい”と思うことが何度もありました。それでも仕事やレッスンには行かないといけない、行きたくないな……という憂鬱な気持ちで電車に乗っているときに、SMAPさんの「この瞬間、きっと夢じゃない」だけを永遠にリピートして聴いて、自分を奮い立たせていたんです。あの曲がなかったら心が折れていたと思います。

 あの時にすごいパワーをいただいた方が自分の目の前にいて、お仕事できているんだというのがすごく感慨深かったです。今でもたまに聴きますが、聴くだけで当時のことを全部思い出して、涙が出ちゃうくらいです。当時は本当につらかったです。でも、そんなところにいた自分がこうやってご本人と一緒にお仕事できているというのは、人生本当に何があるか分からないなと思っています。

 今回せっかくご一緒できるので、その時間、緊張感、全てを味わえることは自分にとってものすごく勉強になるので、その空間を楽しみたいと思います。芸能界のトップを走られている方なので、お芝居についてどんなことを意識されているのかなどできる限り聞いて、勉強したいと思っています。

 ーー「教場2」(仮)の放送を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いいたします。

 前回の「教場」を見ているファンの方たちに、今回も面白いと思ってもらえるような作品にしたいと思います。今のご時世にこの作品を見て、卒業していく生徒たちを見て、“頑張っていればいつか報われる!”と、思ってもらえるように一生懸命頑張ります!

 ◇渡辺恒也プロデューサーのコメント

 お仕事でご一緒するのは今回が初めてですが、現場で見る役者としての目黒さんは、「学べるものはすべて吸収してやろう」とする“ひたむきさ”が魅力であり、大きな武器でもあると感じました。木村さんとの2ショットのお芝居でも、自分自身の役と、風間教官に対しても真っすぐに向き合っていく姿が印象的です。

 杣は、あまり感情を表に出さず、他の生徒たちとは少し距離を置いている、どちらかというとクールなタイプですが、実は内面に警察官としての信念につながるものを持っていて、風間にも似た鋭い観察眼を持った優秀な生徒でもあります。自分とは違った道を歩んできた役を演じる、役を生きる喜びみたいなものが、毎回の撮影後の目黒さんの表情から感じられるのが、スタッフとしてもうれしく思います。

 トレードマークだったテクノカットに別れを告げて、短髪になって役に挑む目黒さんの覚悟と、役者・目黒蓮という新たな魅力を、今作で存分に味わっていただきたいです!

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