エール:第18週一挙再放送決定 異例の“戦場描写”に反響 藤堂先生の最期も…

NHK連続テレビ小説「エール」第18週の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「エール」第18週の一場面 (C)NHK

 俳優の窪田正孝さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の第18週「戦場の歌」(10月12~16日)が10月24日深夜26時35分から一挙再放送されることが分かった。同週は主人公・裕一(窪田さん)の恩師・藤堂先生(森山直太朗さん)の最期など、朝ドラでは異例の“戦場描写”が大きな反響を呼んだ。

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 第18週では、裕一は慰問でビルマ(現ミャンマー)を訪れる。そこは“インパール作戦”が展開される激戦地だった。恩師の藤堂先生が前線の駐屯地にいることを知った裕一は、危険を冒し会いにいく。兵士たちと演奏を通し、音楽で気持ちが一つになった翌朝、部隊を悲劇が襲う。

 そして、長かった戦争は終結。裕一は自分の作った音楽が人々を戦うことに駆り立て、若い人の命を奪ってきたことを悔やんで曲を書くことができなくなってしまう……と展開した。

 「エール」の制作統括・土屋勝裕さんは「『エール』で裕一が戦争の真実を知るシーンが大きな反響を呼び、再放送が決まりました。エール全編の中でも特にご覧いただきたい週です。裕一が戦後、平和を願う歌を作り、人々を励まし慰め、エールを送る曲を数多く作ることになる、その原点がこの週にあると思います。朝ドラとしては重たいシーンが続き、一日の始まりに見るのは辛いという方も多かったと思いますので、改めてご覧いただければ幸いです」とコメントを寄せた。

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