注目ドラマ紹介:「監察医 朝顔」上野樹里主演の“月9”第2シーズン 時任三郎、風間俊介らとの日常と成長を“月9”史上初2クールで描く

連続ドラマ「監察医 朝顔」第2シーズン第1話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「監察医 朝顔」第2シーズン第1話のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の上野樹里さんが主演するフジテレビ系“月9”ドラマ「監察医 朝顔」第2シーズン(月曜午後9時)が11月2日、スタートする。東日本大震災で母が行方不明となった法医学者の万木朝顔(上野さん)と、朝顔の父でベテラン刑事の万木平(たいら、時任三郎さん)がかたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かしながら、遺体から見つけ出された“生きた証し”が残された人たちの心を救っていく様を描くヒューマンドラマ。第2シーズンは前作ラストの翌年春を舞台に、朝顔と周囲の人たちの日常と成長を2クールで描く。月9枠で同じ作品が2クールにわたり放送されるのは、同枠の33年の歴史の中で初めて。

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 ドラマはマンガ誌「漫画サンデー」(実業之日本社、現在は休刊)で連載された作・香川まさひとさん、画・木村直巳さん、監修・佐藤喜宣さんのマンガを原作に、設定をアレンジして描く。第1シーズンでは、母が亡くなった穴を少しでも埋めるかのように肩を寄せ合う父娘が、笑顔と涙を繰り返しながら、平と同じ刑事の桑原真也(風間俊介さん)との結婚や、一人娘のつぐみ(加藤柚凪ちゃん)の誕生を経て新たな家族を形作り、家族とともに少しずつ悲しみを乗り越えていく姿などが描かれた。

 興雲大学法医学教室の主任教授・夏目茶子役の山口智子さん、法医学者の安岡光子役の志田未来さん、検査技師・高橋涼介役の中尾明慶さん、法歯学者の藤堂絵美役の平岩紙さん、絵美の夫でベテラン法医学者・藤堂雅史役の板尾創路さんが前作から続投。「SixTONES(ストーンズ)」の森本慎太郎さん、石田ひかりさん、坂ノ上茜さん、戸次重幸さん、三宅弘城さん、杉本哲太さん、柄本明さんらも続投するほか、今シーズンから大竹しのぶさんが出演する。

 30分拡大版で放送される第1話には、群衆雪崩で妻を失ったという佐藤祐樹役でジャニーズJr.の人気グループ「Travis Japan(トラビス・ジャパン)」の松田元太さん、興雲大学の教授・松本オリビア由美子役で片桐はいりさんがゲスト出演する。

 興雲大学法医学教室に勤める朝顔は、野毛山署強行犯係の刑事である父の平、神奈川県警捜査1課の刑事・桑原、5歳のつぐみと一家4人、笑顔が絶えない幸せな日々を過ごす。ある朝、朝顔たちが朝食をとりながら話をしていると、ふいにつぐみが「弟が欲しい」と言い出し、気まずい空気に。桑原と平はそそくさと仕事に行ってしまう。

 その後、朝顔はいつものように、つぐみを保育園に送り届け、興雲大学へと向かう。その途中で、立体歩道橋で発生した群衆雪崩の事故現場に遭遇。イベントが予定されていた近くのスタジアムで突然火災報知器が作動し、逃げようとしてパニックになった人々が立体歩道橋に殺到して起きた事故だった。朝顔が興雲大学に到着すると、すぐに解剖の依頼が入った。

 同じころ、平たちは、群衆雪崩の事故原因を調べ始める。しかし、奇妙なことにスタジアムでは火災が発生していなかった。現場では異臭がしたという証言もあり、実際に被害者の中にはけいれんや意識障害など、化学薬品を吸引したと思われる症状を訴える人がいた。また、事故が起きる直前、金髪の男性が騒いでいたという複数の証言も得られた。

 あくる日、群衆雪崩で妻を失ったという金髪の男・佐藤祐樹(松田さん)が、事故現場でマスコミの取材に応じる。そこで祐樹は、これは事故ではなく殺人だ、と訴える……。

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