女優の広瀬すずさんが、2021年2月にWOWOWで放送されるドラマ「ドラマWスペシャル あんのリリック-桜木杏、俳句はじめてみました-」で主演を務めることが11月9日、明らかになった。広瀬さんは同局のドラマに初出演で初主演。ヒット作「ちはやふる」(小泉徳宏監督)でかるた少女を演じた広瀬さんだが、本作では俳句とラップに挑戦する。
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ドラマは、俳人の堀本裕樹さんの青春俳句小説「桜木杏、俳句はじめてみました」(幻冬舎文庫)が原作。芸大生リリックライター・桜木杏と、俳人でコピーライターの連城昴が織りなす“言葉”をめぐり、熱く魂がぶつかり合う青春ドラマ。
広瀬さんが演じる主人公・杏は芸術大学の学生。人との関わりを苦手とし、下宿の部屋で一人でラップのリリック(歌詞)を考えるのが至福の時間。折しも、その才能に気づいた昴に声をかけられ、ラップと共通点のある俳句に興味を持ち始める。これまで触れたことのなかった俳句の世界を通じて、新しい自分と出会っていくという役どころだ。
杏について、広瀬さんは「杏ちゃんのちょっと変わったピュアな女の子をどう演じようか、今までになかったお芝居をしたいな、といろいろ試行錯誤しております」とコメントを寄せている。
ドラマの演出を務めるのは「五億円のじんせい」の文晟豪(ムン・ソンホ)監督。脚本は、「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」(TBS)や「はじまりの歌」(NHK)、「長閑の庭」(同)などの荒井修子さん、音楽はソロプロジェクト「★STAR GUiTAR」のAkiyoshi Yasudaさんが担当する。
「ドラマWスペシャル あんのリリック-桜木杏、俳句はじめてみました-」は2021年2月 にWOWOWプライムで放送予定。
杏ちゃんのちょっと変わったピュアな女の子をどう演じようか、今までになかったお芝居をしたいな、といろいろ試行錯誤しております。俳句、ラップと遠いようで近い新しい世界をまず自分になじませながら、言葉を大事に、チーム一丸となって、優しい、愛らしい作品になるよう、私自身も楽しみながら参加したいと思います。ぜひ皆様にも、楽しみにしていただけたらうれしいです!
物語を楽しみながら俳句や句会のことが伝えられたらという一心で書いた小説が、広瀬すずさん主演でドラマ化されるとは、今でも夢じゃないかと思っています。撮影に入る前に模擬句会を行ったときの広瀬さんの印象は、透明感のなかに凛とした意志のある方だなと感じました。僕の話に耳を傾けたり、自らの句について語る広瀬さんは真剣で、ユーモアがあって柔軟。その充分な器量で主人公・桜木杏を演じてくださるでしょう。原作にはないラップが加わり、俳句がいっぱい詰まった青春ドラマをぜひお楽しみください。
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