飯豊まりえ:「君と世界が終わる日に」で心を閉ざした女子高生役 笠松将が冷徹な警官役で出演

連続ドラマ「君と世界が終わる日に」に出演する飯豊まりえさん=日本テレビ提供
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連続ドラマ「君と世界が終わる日に」に出演する飯豊まりえさん=日本テレビ提供

 女優の飯豊まりえさんが、俳優の竹内涼真さん主演で、2021年1月期に放送される連続ドラマ「君と世界が終わる日に」(日本テレビ系、日曜午後10時半)に出演することが11月12日、分かった。飯豊さんは、死と隣り合わせの“終末世界”を生き抜こうとするサバイバーの1人で、心を閉ざした女子大生・柊木佳奈恵を演じる。

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 また、同じくサバイバーの1人で、間宮響(竹内さん)と小笠原来美(中条あやみさん)の同級生であり、冷徹なところのある警察官・等々力比呂役で笠松将さんが出演することも発表された。

 飯豊さんは「(佳奈恵は)どこか冷めていて、人との距離を置いている女の子」と分析し、「今から共演者のみなさんに冷たくセリフを発するのが楽しみでしょうがないです(笑い)」とちゃめっ気たっぷりにコメント。また笠松さんは「(等々力は)主人公の響と対極にいるキャラクター」といい、「視聴者の皆さんにも、キャラクターたちの心の動きを、今生きている自分自身に当てはめて見ていただけるととてもうれしいです」とアピールしている。

 ドラマは、日本テレビと動画配信サービス「Hulu(フールー)」の共同制作。自動車整備工として働く響は、高校時代からの恋人で同居中の来美へのプロポーズの準備をしていた日、トンネル崩落事故に巻き込まれる。閉じ込められて4日後、命からがらトンネルを脱出すると、世界は一変。誰もいない街、大破した交通網、届かない電波、街中に残された血痕と、“世界の終わり”のような極限状態になっていた。響は絶望的な状況の中で、必死に来美を捜す……というサバイバルラブストーリー。シーズン1は地上波で放送され、全10話で完結。来年3月からHuluでシーズン2が配信される。全6話。

 ◇飯豊まりえさんのコメント

 子供のころから大好きだったジャンルのひとつがサバイバルもので、ずっとやってみたいと思っていたので、このお話をいただいたときはすごくうれしかったです。このような世界観のドラマを日本で制作することも、自分自身演じる役柄としても挑戦だなという気持ちになりました。私が演じる佳奈恵は、どこか冷めていて、人との距離を置いている女の子です。今まで演じたことがないような役なので、今から共演者のみなさんに冷たくセリフを発するのが楽しみでしょうがないです(笑い)。

 オリジナル作品なので、私たち自身、本当にいつ誰が死んじゃうかわからない状態で撮影しているんですが、今後の頑張り次第でみんな生き残れるのか……(笑い)、気を引き締めて、頑張りたいと思います。

 このドラマは、かなりシリアスで深いラブストーリーですが、それだけではなくワクワク感やアトラクションみたいな新しい体験をしてもらえる作品だと思います。1人1人のキャラクターも人間味にあふれているので、いろんな方に感情移入していただけると思うし、みなさんそれぞれの「推し」になるキャラクターもいると思うんです。毎週ハラハラ、私たちの仲間に入った気持ちで見て、楽しんでいただけるとうれしいです。

 ◇笠松将さんのコメント

 今回のお話をいただいた時に、すごく壮絶な世界観の作品に僕が参加するということで、ちょっと怖いなという気持ちはありましたが、台本をいただいたらこれが本当に面白くて。毎回台本をもらってすぐみんなで読んで、「次どうなるんだろう」「次誰がいなくなるかな」とワクワクしながら撮影しています。

 僕の演じる等々力は必要であれば誰かを切り捨てることもできる、どこか冷徹な人間です。彼は主人公の響と対極にいるキャラクターなので、2人のライバル関係にも注目していただければと思います。

 この「君と世界が終わる日に」は響と来美のラブストーリーですが、僕は等々力として、等々力から見た目線での物語を生きるつもりです。「世界の終わり」という、まずありえないような世界観の中でも、それぞれのキャラクターが感じたことやお互いの関係性、悩み、うれしいことは現実と同じなので、感情のリアリティーをとても大事にして演じています。視聴者の皆さんにも、キャラクターたちの心の動きを、今生きている自分自身に当てはめて見ていただけると、とてもうれしいです。ぜひ、放送を楽しみにお待ちください。

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