河合美智子:NHK大阪制作ドラマで再び輝子に! 2016年に脳出血でまひも「障害は何も特別なことではない」と実感 NHK土ドラ「パーセント」

NHK土曜ドラマ「パーセント」に出演する河合美智子さん=NHK提供
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NHK土曜ドラマ「パーセント」に出演する河合美智子さん=NHK提供

 俳優の河合美智子さんが、5月11日にスタートするNHK土曜ドラマパーセント」(総合、土曜午後10時ほか、全4回)に出演する。

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 ドラマは、「障害のある俳優を起用する」というテレビ局の方針に悩みながらも 向き合う、若手プロデューサー・未来(伊藤万理華さん)とドラマ出演に挑戦する車いすの高校生、ハル(和合由依さん)の物語。

 河合さんは、ハルが所属する劇団「S」の代表の野々村輝子を演じる。輝子は障害のある俳優と健常者が一緒になって芝居ができる場を作り、ハルや河上など学生の劇団員が、学業と演劇を両立できるよう見守る役どころ。

 1996年後期の朝ドラ「ふたりっ子」でオーロラ輝子を演じ人気となった河合さんは「久しぶりのNHK大阪で、また『輝子さん』を演じさせてもらっています。今回の役は、劇団『S』の創立メンバーで劇団員たちの母親的存在。『締めるところは締めつつ、心優しく包み込む』というイメージで撮影に臨みました」と話している。

 また、「私は2016年に発症した脳出血の後遺症で右片麻痺(まひ)があります。今回このドラマに参加させてもらって、障害は何も特別なことではなく、お互いほんの少しの思いやりがあれば分かり合えることなのだと強く感じました」とコメントしている。

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