良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の結木滉星さんが、5月11日にスタートするNHK土曜ドラマ「パーセント」(総合、土曜午後10時ほか、全4回)に出演することが3月26日、明らかになった。
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ドラマは、「障害のある俳優を起用する」という局の方針に悩みながらも 向き合う、若手プロデューサー・未来(伊藤万理華さん)とドラマ出演に挑戦する車いすの高校生、ハル(和合由依さん)の物語。
結木さんは、伊藤さん演じる未来の職場のテレビ局「Pテレ」のメンバー、蘆田孝雄(あしだ・たかお)を演じる。蘆田は、未来の同期のアシスタントプロデューサー。未来よりもドラマ班でのキャリアは長いが、まだ自分の企画が通ったことはない、という人物。
結木さんは「健常者だから、障害者だから、ではなく人と人がぶつかることの大変さ大切さ、何よりぶつかることをあきらめないことの素晴らしさをこのドラマを通して伝えられたらなと思っています」とコメントした。
結木さんらのコメントは以下の通り。
今回の「パーセント」というドラマは本当にチャレンジングな企画でドラマの内容のようなことが常に現場では起こっていて、 ノンフィクションの要素がたくさん詰まっていると思います。
蘆田は吉澤に対しての嫉妬だったり自分自身のプライドだったり常に細かく感情が動いていて、そういう部分もよりリアルに演じることができたと思っています。
健常者だから、障害者だから、ではなく人と人がぶつかることの大変さ大切さ、何よりぶつかることをあきらめないことの素晴らしさをこのドラマを通して伝えられたらなと思っています。
よりたくさんの人に届きますように。ぜひ「パーセント」ご覧ください。
「こうあるべき」という価値観は私たちを苦しめてきます。また「自分らしくあればいい」と言われつつも、自分だけでなく他者の「その人らしさ」を認めるのって難しいな、と感じます。考え方が違えば特にです。このドラマに出てくる人々は、それぞれが抱える「べき」に対してもがき続けます。みんなバラバラです。でも、人と人はそれだけじゃないと信じたい。番組を見てくださる方が、心を寄せられる登場人物を一人でも見つけて結末まで見届けてほしいな、と願っています。
パーセントは、テレビ局で働く制作者や俳優たちが「多様な社会の中で、表現すること」に向き合う物語です。
すべての出演者が、物語と地続きである「表現の世界に生きる当事者」だからこそ、熱い思いを持ってテーマと真摯に向き合い、物語に命を吹き込んでくださいました。
主人公の未来(みく)は、未熟で失敗も多く、テレビマンとしては発展途上な人物です。でもさまざまな人との出会いが、彼女の宝物になります。魅力的なキャストの皆さんによるすてきなコラボレーションの中で、未来が歩み続ける「軌跡」と「出会い」をお楽しみいただければ幸いです。
また、そんな人と人との出会いの尊さがぎゅっと詰まっているのが、インナージャーニーさんがこのドラマのために書き下ろしてくださった主題歌「きらめき」です。タイトルの通り、心がきらきらとした思いでいっぱいになる曲です。物語と合わせて、誰かの心に届くことを祈ります。
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