東京・渋谷のtokyoarts galleryにて、写真展「-COLOR-(カラー)白石聖×関根一弘」が開催されている女優の白石聖さん。10月に発売されたファースト写真集「白石聖 2016-2020」(ワニブックス)に続く本写真展の“主役”で、近年ドラマや映画で活躍目覚ましい白石さんに、コロナ禍の2020年を振り返ってもらうと、「緩急の激しい1年でした」と自粛明けの怒濤(どとう)の日々を語ってくれた。
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「-COLOR- 白石聖×関根一弘」は白石さんにとって初の写真展で、広告や雑誌、ファッションのポートレイトを中心に活動する写真家・関根一弘さんが、白石さんの魅力を切り取った作品を展示している。
見どころを尋ねると「『COLOR(カラー)』というタイトルにちなんで、シチュエーションも衣装もいろいろ異なり、爽やかなものから華やかなものまであります。また黒い衣装で臨んだ写真は、今まで撮ってもらったことがないテイストの写真です。私のいろいろな表情が見られます」と解説してくれた。
撮影は、スタジオと千葉の九十九里浜・銚子の3カ所で行われた。「銚子は、ロケーションが『ここ日本?』と思うほどきれいでした。ただ風がビックリするくらい強くて、砂ぼこりがすごくて『痛い! 痛い!』って言いながら撮ってました(笑い)。みんな痛がっていて、撮影が終わった後に鼻をかんだら黒い……という人もいました。私も髪がすごく乱れましたけど、あとで写真を見ると、それも含めていい出来栄えです。風がいいエッセンスになっていたと思います」とにっこり。
お気に入りは、白い衣装で砂上に立って風を感じている写真。「青と白の色味が爽やかで、衣装や髪の毛が風でパァッとなびいている感じが好きです。写真に風を感じる爽やかな1枚です」とほほ笑んだ。
白石さんは今年、ホラー作品「恐怖新聞」(東海テレビ・フジテレビ系)で連続ドラマ初主演を飾った。
「緩急激しい1年でした。ステイホーム期間は私も活動を自粛していました。なくなってしまったお仕事もありました。でも自粛明けに『恐怖新聞』が始まり、3カ月くらい本当に忙しくさせてもらいました。『恐怖新聞』が終わって、翌々日くらいから別の作品の撮影に入りました。今まで味わったことないくらい忙しくて『お、私、働いてる!?』と思いました」としみじみ。
2021年の抱負を聞くと、「2020年は、皆さんたぶん思い描いていた年ではなかったと思います。来年は皆さんにとって希望にあふれる1年であってほしいです」と思いを明かし、「私は来年23歳になります。できる役の幅も広がってくると思います。私個人にとっても、見る方にとっても心に残る作品を残していきたいです」と力を込めた。
さらに、少し考え込んでから「心に余裕を持って、忙しさを楽しむくらいの気持ちで取り組めたら、(テレビやスクリーンでの)映り方も違うんじゃないかなと思います。今よりもっと、『この作品やりたい! 参加したい!』と前のめりになって作った作品を残したいです」と重ねて語った。
写真展「-COLOR- 白石聖×関根一弘」は11月29日まで。開場は正午~午後8時(入場無料)。(取材・文・撮影:桜井恒ニ)
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