吉田羊:主演ドラマ「コールドケース」新シーズンに自信 「奇跡が集まった作品」

「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」の完成報告会見に登場した吉田羊さん
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「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」の完成報告会見に登場した吉田羊さん

 女優の吉田羊さんが11月28日、東京都内で行われた主演を務めるWOWOWのクライムサスペンスドラマ第3弾「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」の完成報告会見に登場。同ドラマの仕上がりについて、吉田さんは「シーズン1、2を経て、さらに進化、成熟したシーズン3が出来上がりました」とにっこり。「毎話の素晴らしいゲストの皆様と、日本らしい音楽、こだわった絵面、そしてカメラワーク……すべてにおいて、本当に奇跡が集まった作品だなと思っております」と新シーズンの手応えを語った。

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 吉田さんは、MCから「コールドケース」が自身にとってどのような存在かと聞かれると、「私にとってはホーム。本当に家族みたいなチームですね。ここに帰ってくるとホッとします」と回答。続けて「ほかの現場に行っても、もし『コールドケース』の続編が決まっていれば励みになりますし。ここ(『コールドケース』の現場)に帰ってくると、俳優としての原点にもう一度返らされる。そういう場所かなと思います」と主演作への思いを語った。

 シーズン3は、コロナ禍で撮影が途中でストップするなど困難もあったが、吉田さんは「『コールドケース』という作品の生命力を信じていた」と当時の思いを明かし、「コロナ禍においても絶対に撮り切るだろうと信じて疑わなかったんですよね。だから自粛している間も不安なく過ごせましたし。(シーズン1から)5年かけて築き上げてきた信頼関係もあり、このチームだから乗り越えられたなと実感しています」と感慨深い表情で語っていた。

 「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」は、未解決殺人事件(通称コールドケース)の真相を解明する捜査チームの活躍を描き、世界的に大ヒットした米ドラマ「コールドケース」を、日本版オリジナル設定でドラマ化。2016年にスタートし、シーズン2が2018年に放送された。

 シーズン3となる今作では、吉田さん扮(ふん)する石川百合が率いる神奈川県警捜査1課チームが結束力をさらに高め、闇に葬られた悲しき事件の真実が次々と明らかになる。監督は、前作に続いて波多野貴文さん、内片輝さん、守下敏行さんが担当。12月5日から毎週土曜午後10時にWOWOWプライムで放送される。第1話は無料放送。

 会見には永山絢斗さん、滝藤賢一さん、光石研さん、三浦友和さん、波多野監督も出席した。

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