木村拓哉:「教場」の続編「正直、もう一度やると思っていなかった」 見どころは…

2021年1月3、4日の2夜連続で放送される「教場II」のポスタービジュアル(C)フジテレビ
1 / 1
2021年1月3、4日の2夜連続で放送される「教場II」のポスタービジュアル(C)フジテレビ

 木村拓哉さん主演で、今年1月に2夜連続で放送されたスペシャルドラマ教場」(フジテレビ系)の続編が2021年1月3、4日の2夜連続で放送される。本作は、警察官を目指す人たちが通う警察学校の教室“教場”を舞台に、木村さん演じる右目が義眼の冷徹無比な教官・風間公親(きみちか)と、生徒たちの姿を描く“警察ミステリー”だ。「正直、もう一度やると思っていなかった」と語る木村さんに、第1弾の反響や続編の見どころについて聞いた。

ウナギノボリ

 ◇反響は「すごくうれしかった」

 「教場」は長岡弘樹さんのベストセラー小説(小学館)が原作。第1弾では、訓練で落ちこぼれた末に他の生徒を巻き込んで自殺を図ろうとする生徒、校内に持ち込み禁止されている物を調達する生徒、銃器マニアの生徒、警察官に恨みを持つ生徒と、警察官にふさわしくないと判断した生徒たちに退校届を突き付ける“冷徹無比”な教官・風間の姿が描かれた。

 木村さんは、右目が義眼で白髪というビジュアルで視聴者に大きなインパクトを与え、ただ者ならぬオーラを全身に漂わせて風間を体現。SNSでは「ものすごいドラマを見させられた感じ…」「迫力スゴすぎ…」「ずっと息詰まってた」といった声が上がり、話題となった。今年11月に発表された、優れたテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2020」では、作品賞「単発ドラマ部門」のグランプリを受賞した。

 木村さんは、ドラマを見た視聴者からの反響について「耳に届いていました。すごくうれしかったです(笑い)」と明かし、「前作を制作する際に挑戦的な部分があり、ましてや年明けのほのぼのとした時期に、ああいう温度のものを届けていいのか危惧はしていましたが」と振り返った。

 ◇「198期」と「200」期で流れる雰囲気は… 「違う形で楽しめる」

 第1弾では「198期」の生徒たちとの姿が描かれたが、第2弾は「200期」の生徒たちを主軸としたストーリーが展開。「200期」の生徒役で、福原遥さん、矢本悠馬さん、杉野遥亮さん、眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さん、岡崎紗絵さん、戸塚純貴さん、高月彩良さん、濱田岳さん、人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん、アイドルグループ「乃木坂46」の樋口日奈さんらが出演する。

 木村さんは「『教場II』と仕切られている感じが照れくさいかな。自分の中では、つながっている感覚でやっています」とコメント。第2弾については「同じ『教場』ではありますが、(『198期』と『200期』の生徒たちでは)流れる雰囲気は全然違う。違う形で楽しめると思います」と、見どころもアピールしていた。

 「教場II」は2021年1月3、4日の2夜連続、共に午後9時から放送される。

テレビ 最新記事