天気の子:2021年1月3日に地上波初放送 本編ノーカット 新海誠監督の大ヒットアニメ 

「天気の子」のビジュアル(C)2019「天気の子」製作委員会
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「天気の子」のビジュアル(C)2019「天気の子」製作委員会

 2019年に公開され、大ヒットした新海誠監督の劇場版アニメ「天気の子」が、2021年1月3日午後9時からテレビ朝日系で放送されることが分かった。同作が地上波で放送されるのは初めてで、本編ノーカットで放送される。12月7日放送の朝の情報番組「グッド!モーニング」(同局系)で発表された。

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 新海監督は「『このままでは、いつか世界は大変なことになってしまう』そんな漠然とした不安を、実は皆、ずっと感じ続けていたような気がします。2019年夏、『天気の子』の物語を作った理由も、そんな暗い予感にすこしでも抵抗したかったからでした。そして今、我々の社会はあの頃には想像もしなかった困難の中にあります。『降り止まない雨の中になんとか光を見いだそうとする』この物語が、2021年の視聴者の方々にもすこしでも楽しんでいただけるのならば、それに勝る喜びはありません」とコメントを寄せた。

 「天気の子」は、天候の調和が狂っている時代、東京にやってきた家出少年・森嶋帆高、不思議な力を持つ少女・天野陽菜の恋を描く。2019年7月に公開され、観客動員数が1000万人、興行収入が140億円を突破するなど大ヒットした。

 ◇森嶋帆高役・醍醐虎汰朗さんのコメント

 各分野のスペシャリストの方々が集まって作り上げたすてきな作品を今回は皆さんにくつろいで見ていただける空間にお届けできるのはすごくうれしいです。まだ劇場で観賞されていない方はもちろんですが、すでにご覧になられた方も、また違った環境で鑑賞することで見え方、聞こえ方、感じ方が変わり新鮮な気持ちで見ていただけると思います。見る時のご自身の年齢やその時の感情によっても捉え方が変わる多面的な作品です。何かを一筋に思う純粋で真っ白な気持ちを、美しい映像と音楽と共にお届けします。ぜひ皆さんの大切な人と一緒にご覧ください!!

 ◇天野陽菜役の森七菜のコメント

 映画「天気の子」の地上波初放送が決定しました! 2019年の夏、陽菜と帆高の選択に誰もが心奪われていました。帆高が大切な人を守るために一直線に走っていく姿は2020年になった今、改めて、あたらしい意味も込めてたくさんの方々に勇気を贈ることができると思うとうれしい気持ちでいっぱいです。ぜひ、映画「天気の子」と一緒によい新年をお迎えください。

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