少年ジャンプ+:プロのマンガ家の新作読み切りネーム募集 「編集部と仕事したことがない」まだ見ぬ才能を

「少年ジャンプ+」のプロのマンガ家向け新作読み切りネーム募集のビジュアル
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「少年ジャンプ+」のプロのマンガ家向け新作読み切りネーム募集のビジュアル

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」編集部は、同編集部と仕事をしたことがないプロのマンガ家を対象に、新作読み切りネームを募集する窓口を12月15日、開設した。「他誌ではボツになったが諦めきれないネーム」「ずっと温めてきた秘蔵ネーム」など未発表の新作であれば、どんなネームでも受け付ける。応募期間は、2021年1月31日まで。

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 「少年ジャンプ+」は、今年一年の間に150作品以上の新作読み切りを掲載してきた。編集部は、読み切り作品を「作家さんの描きたいテーマ、試してみたい企画をぶつけられる場」「次の連載作品、連載ヒット作品になり得る“種”とも言える存在」として重要視しており、2021年もナンバーワンの読み切り掲載量を目指して予算、予定を組んでいるという。新作読み切りネームの募集窓口は、「未だ見ぬ才能、作家さんと出会うため」に開設されることになった。

 入賞作品の掲載本数に上限はなく、編集部が掲載したいと考えた作品は全て掲載される。原稿料は読み切りの場合は、モノクロ1ページ当たり9000円以上。その後、連載される場合は1万2000円以上となる。他誌でそれ以上の金額で実績がある応募者は、相談の上、原稿料が決定する。

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