名探偵コナン
#1140「女子会ミステリー3」
11月2日(土)放送分
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」のマンガ賞「MILLION TAG(ミリオンタッグ)」の最終結果が8月20日に発表され、藤田直樹さんと林士平さんのタッグが優勝者に選ばれた。6組の新人マンガ家と編集者のタッグが四つの課題に挑み、優勝を目指すマンガ賞で、最終課題で藤田さんと林さんのタッグが作成した連載ネーム「BEAT&MOTION」が第1位に選ばれた。オーディションの選考過程を追うマンガ家発掘バトルオーディション番組「MILLION TAG」の最終8話が、8月20日に「ジャンプ」の公式YouTubeチャンネル「ジャンプチャンネル」で配信され、優勝者が発表された。
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優勝者タッグには賞金500万円が贈られる。「BEAT&MOTION」は「少年ジャンプ+」で連載化され、コミックスも発売される。Netflixでアニメ化され、全世界配信される。
藤田さんは「正直なところ優勝してうれしいという気持ちより、これからが大変になるなという気持ちの方が強いですが、目の前の仕事を期日通りにやっていくことが僕の最優先の目標だと思っています。『MILLION TAG』を通じて、林さんは僕にとって身近な存在になったので、一緒に頑張っていきたいと思っています」と話している。
林さんは「期限付きの課題が設定されていることで、通常より短期間でたくさんのネームを書いた結果、藤田さんはこの期間を通じてネームを描くスピードが最も成長したポイントだと思います。今後は『MILLION TAG』で優勝したのだから、堂々と何らかでMILLIONを達成しましたと言える結末を一緒に目指しましょう! 任せてくださいね!」とコメントを寄せた。
最終課題は、連載ネーム2話分とキャラクター絵で、「少年ジャンプ+」の細野修平編集長、籾山悠太副編集長、「チェンソーマン」の作者・藤本タツキさん、「地獄楽」の作者・賀来ゆうじさん、Netflixのアニメプロデューサー・小原康平さんが審査員を務めた。
藤田さんと林さんタッグが制作した「BEAT&MOTION」は、堕落した学生生活を送っていた青年が、飲み会で出会った破天荒な少女の言葉をきっかけに、子供の頃に挫折したアニメーターを目指すことを再び決意する……というストーリー。
審査員を務めた藤本さんは「他の方と比べて明らかに一つ頭の抜けたマンガの実力だったと思います。主人公の感情を追っているだけで物語が進んでいくのでストレスなく簡単に読めました。女性のキャラクターも非常に魅力的で僕個人では好みでした」とコメント。
賀来さんは「人物に寄り添った作劇、画面表現に才能を感じました。各キャラの心理描写に無理がなく、読む上でつまずきがない、というのは重要な武器だと感じます。アニメ制作におけるディテールもしっかりあって、世界全体に説得力があります」と講評した。
細野編集長は「藤田直樹氏の『BEAT&MOTION』はキャラの感情を描く力、読者をストーリーに巻き込むネーム力を高く評価し、優勝作品としました。クリエーターを題材にしている部分も現代性があり、彼らの悩みや葛藤を描くことになるであろう連載作品としても期待しています。『MILLION TAG』については、藤田氏を始めとする新人作家さんたちが予想以上に成長したと感じています。いずれの作家さんも将来が楽しみです」と話している。
マンガ家発掘バトルオーディション番組「MILLION TAG」(全8話)は、ジャンプチャンネルで配信中。お笑いトリオの「四千頭身」、声優の佐倉綾音さんがMCを務めた。
私たちが普段何の気なしに楽しんでいるマンガ作品が、このような人間模様と過程を経て作られていると知ることができたとても貴重な番組でした。収録が終わった後、MC特権で挑戦者の皆さんを出待ちして(笑い)、少しおしゃべりさせてもらったのですが、「私のマンガ、どうでしたか?」「これから自分はこうなっていきたいです」と語る瞳がとてもキラキラしていてきれいでした。この先さらに個性を伸ばしていくであろう皆さんと再会できる機会が楽しみでなりません!
一番最初の作品から全員面白かったですが、回を追うごとにレベルアップしていってる模様がとても見応えがありました。そしてそれぞれ得意・不得意分野があり、まさに十人十色で、皆さんそれぞれが刺さる作品を見つけてみてほしいです。
こんなに輝くダイヤの原石に出会えて幸せです。皆さんマンガ家デビューする実力があるのでその時は「俺、昔から知ってる」とマウント取ります。
先取りが好きな世の中の皆さん、これを見ずに「先取ってる」とは言えませんよ。次のヒット作誕生の瞬間を見れたと言っても過言ではありません。マンガ家さんの人間性を見れたりするのもとても貴重な映像だと思います。見るべきです。
さまざまな個性がさく裂した最終課題でしたが、藤田氏の作家性は特に磨きがかかったのではないでしょうか。超ネガティブな藤田氏と林氏の異色コンビに脱帽です。優勝作品には、魅力的なキャラクターたちの感情が生々しく描かれており、彼らの掛け合いの面白さにはうなるものがあります。この先どんな物語が展開するのか、純粋に楽しみにできる作品です。Netflixでのアニメ化を通じ、日本の新たな才能を世界に配信できることを光栄に思います。
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