野村彩也子:父・野村萬斎の“すごさ”「実感」 「あさチャン!」担当のTBS新人アナ

TBSの情報帯番組「あさチャン!」でお天気コーナーを担当している野村彩也子アナウンサー
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TBSの情報帯番組「あさチャン!」でお天気コーナーを担当している野村彩也子アナウンサー

 狂言師の野村萬斎さんの娘で、TBS系の朝の情報帯番組「あさチャン!」(月~金曜午前6時)でお天気コーナーを担当し、明るい声とハキハキとした話し方で視聴者に天気情報を伝えている野村彩也子(さやこ)アナウンサー。2020年4月に同局に入社した新人の野村アナに、「あさチャン!」に出演してからの生活や、理想とするアナウンサー像、父・萬斎さんに教えられたことなどについて聞いた。

 ◇早起きにも対応 お天気コーナーでの苦労は…

 野村アナは、1997年9月25日生まれの23歳で東京都出身。慶應義塾大卒業後、2020年4月に同局に入社した。9月から「あさチャン!」のお天気コーナーを担当。そのほか、同局の昼帯バラエティー「ひるおび!」で毎週月、水曜のお天気コーナー、情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(CBCテレビ・TBS系)では、隔週水曜のニュースも担当している。

 好奇心旺盛な性格で、人と会話したり、さまざまな土地に足を運んだりするのが好きだという野村アナ。アナウンサーへの道を志したのは、大学のミスコンに出場したときに「ライブ配信をする企画で、話す内容がかぶらないようトークしたり、いろいろな方からコメントをいただいた」ことに感激を受け、「毎日、生放送に出演するアナウンサーという仕事に興味を持ちました」ときっかけを語る。

 アナウンサーになってうれしかった仕事には、野村アナがデビューした9月28日放送の特別番組「お笑いの日2020」内で放送された「ダウンタウン」がMCの「ベスト・オブ・ザ・ドリームマッチ」で進行を担当したことを挙げ、「デビューとなった番組で、ダウンタウンさんと共演させていただけたのは一生の思い出です」と、充実した表情を見せていた。

 野村アナは、学生時代はバラエティーが大好きで夜更かしもしていたというが、「あさチャン!」に出演するようになってからは、午後9時に就寝、目覚まし時計やスマホのアラームなど3個を使って深夜3時に起床している。「早起きにだんだん体が慣れてきましたが、お昼時に1回、眠くなっちゃうんです(笑い)」と苦労も明かした。

 事前に準備したことをしっかりと伝えたい性格でもあると語る野村アナは、生放送ならではの苦労として「担当した当初は、準備してあった原稿の内容が直前で変わったり、コメントの変更があったりすることに戸惑っていました」と明かす。しかし、最近では「風が強い日の生放送中に(ヘアスタイルが)乱れてしまったのですが、『きょうは髪をまとめた方がよいですよ』とポジティブな情報として風の強さを的確に伝えることができました。そういった臨機応変さを覚えることができています」と成長を実感しているという。

 ◇アナウンサーになって“父・野村萬斎”の「すごさ」実感

 野村アナの天気を伝える快活な発音と聞き取りやすい声はどのように育まれてきたのか。3~7歳ぐらいまで狂言の舞台に立っていたという野村アナは、当時、萬斎さんから発声を学んでいた。しかし、子役を過ぎると女性は舞台に立つことができず、発声から離れていたため、当時の感覚は全くなくなっていたという。新型コロナウイルスの影響で自粛していた期間に、アナウンサーの基礎を学び「テレビで先輩方のニュースの読み方を勉強したり、まねしたり」と、自身で発声練習やトレーニングを重ねた。緊急事態宣言の解除後、同局の先輩たちから指導されたことでかつての発声法を思い出したという。

 そんな野村アナは、萬斎さんについて「毎朝、私のオンエアをチェックしてくれているんです(笑い)。一視聴者として、日々の変化を的確に指摘してくれる存在です」とうれしそうに明かす。しかし、狂言を仕事とする萬斎さんだけに「人一倍、私の声を注意深く聞いていると思います。『きょうは(声が)柔らかかったね』『もっとこうした方が良かったんじゃないか』『語尾の上げ方を変えたね』とか、細かく言われます。オンエアを見てアドバイスをくれるので、実際、一番身になって生きているかもしれません」と“先輩”である萬斎さんからの教えが身にしみているという。

 さらに、「狂言とアナウンスでは発声方法が違いますが『おなかから声を出すように』『マイク、テレビ越しに届く声を出すように心掛けなさい』と教えてもらいました。実際、隣で父の発声を聞くと『プロだ!』って感じます。私が声を出す職業に就いたから、よりそのすごさを実感しました」と、感慨深げな表情を見せた。

 野村アナの理想のアナウンサーは、同局の“先輩”江藤愛アナウンサーで、技術の高さだけでなく周囲を和ませる人柄が大好きだという。「テレビを見ていて、笑って楽しそうに話をしている方を見ていると自分自身も明るくなれます。私もお茶の間が明るくなるようなアナウンサーやお友達とか親しみを感じてもらえるアナウンサーになりたいです!」と語り、目を輝かせていた。

 野村アナは「あさチャン!」で経験を重ねているところで、1月4日からはエンタメコーナーを担当するという。今年も、どのような形で視聴者に元気や笑顔を届けてくれるのか、期待だ。

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