三石琴乃:「セーラームーン」うさぎを演じる時は「熱を燃やしている」 

「美少女戦士セーラームーンEternal」前編の公開記念イベントに登場した三石琴乃さん(左)と福圓美里さん(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会
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「美少女戦士セーラームーンEternal」前編の公開記念イベントに登場した三石琴乃さん(左)と福圓美里さん(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会

 武内直子さんの人気マンガが原作のアニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズの新作劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」(今千秋監督)前編の公開記念トークショーイベントが1月9日、オンライン開催され、スーパーセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃さん、スーパーセーラーちびムーン/ちびうさ役の福圓美里さんらが登場した。三石さんは「演じていて熱くなったシーン」を聞かれ、「うさぎちゃんでしゃべっている時は大体熱いんですけど、戦うシーンは正義という熱を燃やしている」と語った。

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 三石さんは劇場版「Eternal」前編を振り返り、うさぎたちが遊園地で遊ぶシーンでは「乙女という熱を燃やしていた」といい、「ちびうさがまもちゃんと一緒にゴーカートに乗っているシーンで、うさぎが『なんで私一人だけ……』と。ああいうシーンは乙女の熱を燃やして演じていました」と明かした。

 イベントの中盤では、今監督、武内さんの担当編集を務め、同作のシニアプロデューサーを務める講談社の小佐野文雄さんが参加した。小佐野さんは、武内さんがアフレコ現場を訪れたことがあるといい、「アフレコの映像を見て、(武内さんが)『とにかくきれい、美しい、キラキラしている。みんなに見てもらいたい』と。それは(敵役の)ジルコニアのシーンでした。絵の輝き、キラキラ感を監督とお話しされていました」と話した。

 「美少女戦士セーラームーン」は、1991~97年に少女マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載された人気マンガが原作で、テレビアニメも同期間に放送された。ドジで泣き虫な月野うさぎが、愛と正義の美少女戦士に変身し、仲間の戦士たちと活躍する姿が描かれている。

 劇場版アニメ「Eternal」は、第4期「デッド・ムーン編」を前後編で描く。第3期「デス・バスターズ編」に引き続き、今さんが監督を務め、「美少女戦士セーラームーン」「美少女戦士セーラームーンR」などのキャラクターデザイン、作画監督を担当してきた只野和子さんがキャラクターデザインを手がける。原作者の武内さんが監修する。

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