加藤シゲアキ:「六畳間のピアノマン」で関西弁披露 幼少期は大阪・豊中で過ごすも「戸惑いました」

連続ドラマ「六畳間のピアノマン」に出演する加藤シゲアキさん(C)NHK
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連続ドラマ「六畳間のピアノマン」に出演する加藤シゲアキさん(C)NHK

 人気グループ「NEWS」の加藤シゲアキさんが2月2日、NHKの「土曜ドラマ」枠(NHK総合、土曜午後9時)で6日から放送される連続ドラマ「六畳間のピアノマン」のリモート取材会に登場した。ドラマは大阪で撮影され、加藤さんは関西弁も披露する。幼少期を大阪・豊中市で過ごした加藤さんは「(関西弁が)自分の中に残っていると思っていましたが、関西弁でセリフを覚える作業は初めてだったので戸惑いました」と振り返っていた。

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 ドラマは安藤祐介さんの「六畳間のピアノマン(改題:逃げ出せなかった君へ)」が原作。米歌手のビリー・ジョエルさんの名曲「ピアノ・マン」の調べにのせて放送される。オムニバス形式の全4回で、「ピアノ・マン」を動画投稿サイトで歌う「六畳間のピアノマン」と名乗る青年と、周囲の人々の四つの物語が描かれる。加藤さんは第1回の主演を務め、第2回以降も出演する。第2回は段田安則さん、第3回は原田泰造さん、最終回は南沙良さんがそれぞれ主演を務める。

 加藤さんが演じる村沢は、パワハラを受けていた同僚が事故で亡くなって以来、人との関わりを避けて生きてきたが、勇気を振り絞って前に進んでいく人物。「一見誰かのためにアクションを起こしているようで、自分が変わるために大胆な行動を起こす。そういった村沢の大胆さには、すごく共鳴、感情移入しました」と話す。

 さらに「何かを変えるには、行動することが大事だと思います」といい、「僕が作家になったのは、事務所の偉い方に直接電話をかけたことが活動につながった。小学6年生の時も、中学受験を控えて一時的にジャニーズ事務所をお休みしていたのですが、戻る時に誰も掛け合ってくれなかったので、ジャニー(喜多川)さんに電話をかけたら『ユー、来ちゃいなよ』と言われて。時に大胆なアクションを起こすことで、みんなの目が変わることもあるなと思いました」と、自身の体験を交えて振り返っていた。

 また、ドラマについて「どうしても人と人の物理的な距離を取らないといけない時代ですが、心の距離を考え直すことが大事だと思います。思いがけないご縁が、巡り巡って自分に返ってくる。そんなメッセージ性もありますが押しつけがましくなく、苦悩した人間がどう先に進んでいくか、希望にあふれた物語です」とアピールしていた。

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