磯村勇斗:中村倫也の過去に関わる謎の男役「全うしたい」 夏帆と「珈琲いかがでしょう」に出演

連続ドラマ「珈琲いかがでしょう」に出演する磯村勇斗さん
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連続ドラマ「珈琲いかがでしょう」に出演する磯村勇斗さん

 俳優の磯村勇斗さんが、俳優の中村倫也さん主演の連続ドラマ珈琲いかがでしょう」(テレビ東京系)に出演することが2月4日、分かった。磯村さんは、主人公・青山一(あおやま・はじめ、中村さん)の過去に深く関わる謎の男で“ぺい”と呼ばれている杉三平を演じる。青山が店主を務める移動コーヒー店「たこ珈琲」と出会う不器用女子の垣根志麻役で女優の夏帆さんも出演する。

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 「珈琲いかがでしょう」は2014~2015年に「WEBコミック EDEN」で連載されたコナリミサトさんの同名マンガが原作。2018年にアニメ化もされた。移動コーヒー店「たこ珈琲」店主の青山が、心を込めて入れたコーヒーとさりげない言葉で、人生に少し傷ついた人たちの心を癒やしていく物語。

 ドラマは、映画「彼らが本気で編むときは、」の荻上直子監督、「パラレルワールド・ラブストーリー」の森義隆監督、「ケンとカズ」の小路紘史監督がメガホンをとり、荻上監督は脚本も担当する。2021年放送予定。

 ◇夏帆さんのコメント

 --オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

 実写化するんだ、という驚きと、想像していなかった監督の組み合わせに、心が躍りました。そして主演の中村倫也さんが、マンガから飛び出してきたようにピッタリだと感動しました!

 --原作もしくは台本を読んだ感想をお聞かせください。

 さらっとしてるようで、エグみがあって、意外性のあるストーリーに引き込まれました。原作に忠実さもありつつ、所々に心に残る荻上さんのせりふが散りばめられていて、ほっこりするけど、少しほろ苦い、そんなすてきなせりふたちを大切にしたいと思いました。

 --垣根志麻を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。

 一生懸命でどこか憎めない魅力的な垣根さんをきちんと再現できるように頑張ります。

 --視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。

 繊細であり大胆であり、とっても不思議な世界観で私も完成が楽しみです。ぜひ、コーヒーと共にご覧になっていただければうれしいです。

 ◇磯村勇斗さんのコメント

 --オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

 コーヒーが大好きな僕にとってはうれしいドラマです。でも演じる “ぺい”という役がコーヒーが大っ嫌いなので、この作品中はコーヒーが嫌いになってしまうのかな、と不安です。そして、中村倫也さん、夏帆さんとご一緒できるのが楽しみです。

 --原作もしくは台本を読んだ感想をお聞かせください。

 コーヒーの移動販売に出会う人々が、青山の入れる一杯のコーヒーで救われていく。優しいタッチで描かれていますが、出会う人たちの抱えている悩みや、生き方はギリギリ。そんな人たちに小さな幸せを届けるコーヒーの力はどこか自分も共感できました。思い詰めたときや、苦しいときに一杯のコーヒーが心の穴を埋めてくれる。読み終わった後コーヒーを飲んでいないのに体が温かくなりました。

 --杉三平を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。

 ペいはただのチンピラに見えるかもしれませんが、彼なりに正義を持って青山にアプローチしていきます。彼の持つ「目的」を果たすために、ぺいとしての役目を全うしたいです。

 --視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。

 今のご時世というのもあって、何かと考えごとが多くなったり、生きるのが少し苦しくなることもあると思います。少しでもドラマ「珈琲いかがでしょう」を通して、優しい気持ちになっていただければと思います。

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