大島優子:Eテレ“がんこちゃん”シリーズ出演 「もしものときのがんこちゃん」で木の精霊の声担当

「もしものときのがんこちゃん」に登場する新キャラクター「ランププ」の声を担当する大島優子さん=NHK提供
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「もしものときのがんこちゃん」に登場する新キャラクター「ランププ」の声を担当する大島優子さん=NHK提供

 女優の大島優子さんが、NHK・Eテレの人形劇「がんこちゃん」シリーズの特集番組「もしものときのがんこちゃん」に登場する新キャラクター「ランププ」の声を担当することが分かった。

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 「もしものときのがんこちゃん」は、東日本大震災から10年という節目の年に、がんこちゃん(声・根本圭子さん)と一緒に子供たちが、自然災害から身を守るために知っておきたい避難行動を学べる特集番組。シリーズ第1弾「じしんがおきたら」は2月23日午前9時~同10分に放送される。

 大島さん演じる「ランププ」は“道しるべの丘”に生えている樹齢数百年の大木「ランプの木」の精霊。突然の自然災害に慌てるがんこちゃんに寄り添い、取るべき行動を教えてくれる。見た目は子供(がんこちゃんの弟・がんぺーちゃんより小さい)だが、知識は豊富。たまに意味深なことを言うミステリアスな雰囲気を持つ……というキャラクターだ。

 大島さんは「子供のころからEテレの番組をたくさん見ていたので、このお話が来たときは『Eテレキャラクターの仲間入りができるんだ~!』と、大盛り上がりでした」と明かす。

 ランププは、朱色の服が印象的で「一目で気に入ってしまい、今日は収録の日だと気合を入れて、ランププのような赤っぽいダウンを着てきました」と笑顔で話す大島さんは、「声については、ふわふわした感じや、精霊としての透明感が出せたらいいなと、収録に臨みました。ランププのせりふには『あ、そうだった!』と改めて気づかされることが多いなと感じています」と告白。

 「東日本大震災から10年になりますが、自分自身、地震に慣れてきてしまっていると思っていたんです。いざというときはどう行動すればいいか、どんな道を選べばいいのか。がんこちゃんと一緒に、『こんなときどうしよう?』と考えていると、ランププが実際に役立つことばかりを教えてくれます。とっさのときって判断が難しいとは思うのですが、『ランププがこっちの方がいいって言っていたな』と思い出してくれたらうれしいですね」と思いを語っている。

 「もしものときのがんこちゃん」シリーズ第2弾「火山がふんかしたら」は3月31日午前9時20分~同30分に放送。

 また、がんこちゃんが大きな災害に遭い避難してきた鳥の子ども「ソラ」と出会い、さまざまな困難がありながらも心を通わせる姿を通して、「被災とは何か」を伝えるとともに、「自分の身になって被災者を思いやる心」の大切さを描く「震災10年特集『がんこちゃんと失われたふるさと』」も3月11日午後6時20分~同40分に放送される。

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