第24回文化庁メディア芸術祭:「3月のライオン」がマンガ部門大賞

「第24回文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門で大賞に選ばれた「3月のライオン」(画像はコミックス第1巻のカバー)
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「第24回文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門で大賞に選ばれた「3月のライオン」(画像はコミックス第1巻のカバー)

 アート、アニメ、マンガなどの優れた作品を顕彰する「第24回文化庁メディア芸術祭」(同実行委員会主催)の受賞作品が3月12日に発表され、羽海野(うみの)チカさんの将棋マンガ「3月のライオン」が、マンガ部門の大賞に選ばれた。

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 「3月のライオン」は、高校生のプロ棋士・桐山零と、川本家の3姉妹の触れ合いを描いたマンガで、2007年7月から「ヤングアニマル」(白泉社)で連載中。2011年に「マンガ大賞2011」「第35回講談社漫画賞」、2014年に「手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞した。2017年に神木隆之介さんが主演した実写映画も話題になった。テレビアニメの第1シリーズが2016年10月~2017年3月、第2シリーズが2017年10月~2018年3月に放送された。

 文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメ、マンガの4部門において優れた作品を顕彰すると共に、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。今年度は世界103の国と地域から応募された3693作品の中から、部門ごとに大賞、優秀賞、ソーシャル・インパクト賞、新人賞、U-18賞が発表された。

 アニメーション部門の大賞は、テレビアニメ「映像研には手を出すな!」、アート部門の大賞は小泉明郎さんのパフォーマンス「縛られたプロメテウス」、エンターテインメント部門の大賞は岩井澤健治さんの映像作品「音楽」だった。

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