モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~:第7話 豹変した“兄”工藤阿須加 「良いお兄ちゃんの役は今日で降板」と家出

連続ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」第7話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」第7話の一場面=テレビ朝日提供

 女優の小芝風花さん主演の連続ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(テレビ朝日系、土曜午後11時)の第7話が3月13日に放送される。予告映像では「豹変(ひょうへん)した兄の家出」とテロップが流れ、これまでの不満をぶちまけた俊祐(工藤阿須加さん)が、家から出て行く姿が映し出されている。

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 俊祐は、子どもの頃から父の伸寛(田辺誠一さん)も母の千華子(富田靖子さん)も、“変わり者”として周囲から浮いていた萌子美(小芝さん)のことしか見ていないと感じていたと話す。それでも何とか優等生のふりをして妹を助けてきたが、守ってきた「清水生花店」を萌子美の感性でリニューアルされたことで我慢の限界にきてしまった。俊祐は「良いお兄ちゃんの役は、今日で降板させていただいます」と言って家を出て行ってしまう。

 兄の本心に衝撃を受ける萌子美は、家族に俊祐が「いい人」という名でSNSに投稿していた書き込みを見せる。乱暴な言葉でつづられている俊祐の本音を千華子は受け止めきれず、自分を責めるばかり。そんな中でも萌子美は気丈に花屋の仕事を続けようとする。

 ドラマは、「僕の生きる道」等の「僕シリーズ3部作」などで知られる橋部敦子さんのオリジナル作。幼少の頃からぬいぐるみや植物などの気持ちが分かる“不思議な感覚”を持つため、他人との関わりを極力持たないように生きてきた萌子美が、さまざまな経験を通して成長していく姿や家族の再生を描く。

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