終着駅シリーズ:片岡鶴太郎の刑事ドラマ第37作が放送へ 故・岡江久美子さんも

「森村誠一ミステリースペシャル 終着駅シリーズ37 停年のない殺意」で主演する片岡鶴太郎さん
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「森村誠一ミステリースペシャル 終着駅シリーズ37 停年のない殺意」で主演する片岡鶴太郎さん

 片岡鶴太郎さんが主演するテレビ朝日の人気刑事ドラマ終着駅シリーズ」の最新作「森村誠一ミステリースペシャル 終着駅シリーズ37 停年のない殺意」が、4月1日に放送されることが3月17日、分かった。“山さん”こと山路刑事役の徳井優さんらレギュラーメンバーに加えて、昨年死去した故・岡江久美子さん演じる牛尾の妻・澄枝も追憶の中で登場するという。

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 キャストも発表され、大上刑事役の東根作寿英さん、坂本課長役の秋野太作さんら新宿西署のレギュラーメンバーが勢ぞろいするほか、尾美としのりさん、七瀬なつみさん、国広富之さんらベテランから、堀井新太さん、山谷花純さんといった若手実力派も出演する。

 ドラマは1990年にスタートした人気シリーズで、寡黙にして実直、執念の捜査で事件の奥底に潜む真相に迫る、新宿西署のベテラン刑事“モーさん”こと牛尾正直の活躍を描く。片岡さんは、第5作目(1996年)から牛尾を演じている。

 シリーズ第37作目となる本作で牛尾が捜査に当たるのは、東京・新宿の公園で若い男性の遺体が見つかった事件。被害者は文房具メーカーの社長秘書・伊庭崇彦(堀井さん)で、第一発見者の妹・晴美(山谷さん)は、兄から「面白いものを見せてやる」と呼び出されたと打ち明ける。しかし、“面白いもの”に心当たりがない晴美は全く分からないと困惑。父・悌二(尾美さん)、母・頼子(七瀬さん)も心当たりがないと話す。

 聞き込みを進めた牛尾は、崇彦の勤務先の社長・市野清明(国広さん)をはじめ、誰もが崇彦のことを「優秀で素晴らしい青年」と称賛するのを聞いて、非の打ちどころのない崇彦には裏の顔があったのではないかと直感。調べを進める内、平凡な一家に潜む切なくも悲しい真実が浮かび上がっていく。

 4月1日午後8時~9時54分に放送。

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