Cocomi:木村拓哉&工藤静香の長女が「漁港の肉子ちゃん」で声優初挑戦 明石家さんまプロデュースの劇場版アニメ

劇場版アニメ「漁港の肉子ちゃん」で声優を務める(下段左から)大竹しのぶさん、Cocomiさん、花江夏樹さん(C)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会
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劇場版アニメ「漁港の肉子ちゃん」で声優を務める(下段左から)大竹しのぶさん、Cocomiさん、花江夏樹さん(C)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会

 木村拓哉さんと工藤静香さんの長女で、モデル、フルート奏者のCocomiさんが、劇場版アニメ「漁港の肉子ちゃん」(渡辺歩監督、6月11日公開)に声優として出演することが3月19日、分かった。同作は、お笑いタレントの明石家さんまさんが企画、プロデュースすることも話題で、Cocomiさんは主人公・肉子ちゃんの娘・キクコを演じる。Cocomiさんが声優に挑戦するのは初めてで、同作の劇伴にもフルートで参加する。すでに出演が発表されていた花江夏樹さんが、キクコの同級生・二宮を演じることも明らかになった。

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 3月に公開された特報でキクコの声がお披露目されたが、キャストは発表されていなかった。さんまさんはCocomiさんの起用について「Cocomiちゃんが、大のアニメファンで、声優の養成所にも通っていたというのを聞いていて、それなら一度、(共同プロデューサーたちと)声を聞かせてもらおう、ということになって」とコメント。

 続けて「テストのアフレコ収録で、キクコの声を演(や)ってもらったら、すごくよかった。キクコは、肉子ちゃんの前だけで大阪弁、ほかの人の前では標準語に近い土地のなまりが入った言葉を使い分ける難しい役柄。本人もすごく練習してくれている。期待しています」と話している。

 Cocomiさんは「さんまさんからお声がけいただいて、とても光栄に思います。まさか、中学生の時に、声優のスクールに行っていたというお話を覚えていてくださると思ってなかったのでうれしかったです。原作を読ませていただいた時に、少し面倒事になりそうな雰囲気になると流れに任せたりするキクコちゃんと、私自身の考え方が、とても似ていると感じるところがありました」と語った。

 花江さんとの共演については「花江夏樹さんとは一度、ファッション誌のお仕事でご一緒させていただいたことがあります。ご迷惑をおかけすると思いますが、一生懸命、精いっぱい頑張りたいと思います」と話し、「とても緊張していますが、キクコちゃんの性格やすてきなところをしっかり皆さんに伝えられるよう、頑張ります!!!」と意気込みを語った。

 花江さんは「お声がけ頂き光栄です。小さい頃からテレビで見ていたさんまさんと、まさかこういった形でお仕事させていただけるとは思っておらず、人生何が起こるか分かりません。新しいことに全力で取り組むさんまさんの姿は、どこか肉子ちゃんとも似ているのかもしれません。二宮は少し変わった男の子で、彼が持つ一癖ある言葉や、独特の感性を表現できるように演じられればと思います。そして大竹さん、Cocomiさんとのアフレコが楽しみです。息をそろえて頑張ります!」とコメントを寄せている。

 「漁港の肉子ちゃん」は、直木賞作家の西加奈子さんの小説が原作。漁港の船に住む母娘、肉子ちゃんとキクコの軌跡と成長を描く。アニメは「海獣の子供」などの渡辺さんが監督を務め、「鉄コン筋クリート」「海獣の子供」などのSTUDIO4℃が製作する。主人公・肉子ちゃんを女優の大竹しのぶさんが演じることも話題となっている。

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