やくならマグカップも:多治見駅でアニメが「できるまで」紹介 盛り上がる“聖地”

「やくならマグカップ」のポスターが張られているJR多治見駅
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「やくならマグカップ」のポスターが張られているJR多治見駅

 伝統工芸品・美濃焼がテーマのマンガが原作のテレビアニメ「やくならマグカップも(やくも)」の舞台である岐阜県多治見市では、街を挙げて同作を盛り上げている。JR多治見駅では、大きなポスターを張っているほか、パネル「『やくならマグカップも』アニメーションができるまで」を設置。原作、脚本、絵コンテ、レイアウト、原画、動画などのアニメの制作の裏側を紹介している。

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 多治見市内のさまざまな場所に横断幕が掲げられているほか、同市の公用車が、キャラクターをあしらったラッピングカー仕様の“痛公用車”になったことも話題になっている。街が「やくも」一色になっており、アニメに登場する市内のスポットを紹介するガイドを配布するなど“聖地”を盛り上げている。

 「やくも」は、2010年に多治見市の有志や企業が集まり、プロジェクトが始動。2012年から地元IT企業のプラネットがフリーコミックを発行している。母の故郷・多治見市に引っ越してきた豊川姫乃が、母が伝説の陶芸家であったことを知り、陶芸の世界に引き込まれていく……というストーリー。前半15分がアニメ、後半15分が実写パートの2部構成で、実写パートでは、声優陣が多治見の魅力を紹介する。CBCテレビ、TOKYO MX、MBS、BS11、AT-Xで放送。

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