モンスター
#8 数字の鎖
12月2日(月)放送分
人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の主人公・月野うさぎ役などで知られる声優の三石琴乃さん。放送中の連続ドラマ「リコカツ」(TBS系、金曜午後10時)では、北川景子さん演じる主人公の母親役で出演し、その存在感に注目が集まっている。ドラマを手がける植田博樹プロデューサーは、「声優さんとして超一流なんですけど、女優さんとしても超一流」と話す。三石さんに、女優としての出演をオファーした背景とは……。
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「リコカツ」は、北川さんが主演を務め、「ギルティ~この恋は罪ですか?~」(読売テレビ・日本テレビ系)などを担当した泉澤陽子さん脚本のオリジナル作品。自由奔放な妻・水口咲(北川さん)と生真面目な夫・緒原紘一(永山瑛太さん)が、周囲に離婚の話を切り出せずにいる中、水面下で離婚に向けた活動“リコカツ”を進めていく姿を描く。
三石さんが演じる水口美土里は、咲の母。「奇跡の美魔女・水口美土里」の著者で人気の美魔女モデル。見た目にこだわり、いつでも周りからちやほやされたいタイプ。自由奔放に見えるが、実は彼女も家族には言えない秘密を抱えていて……という役どころだ。
「三石さんを実写ドラマにキャスティングするアイデアをくださったのは、何を隠そう堤幸彦監督なんです」と明かした植田さん。当時、ラジオドラマを手がけていた堤監督から「見に来て」と誘われ撮影現場へ。「そこで三石さんが芝居をやっていらっしゃって、『台本のこのニュアンスを、この精度で次々にいくんだな』というところに感激して……」と三石さんの“生の芝居のすごさ”に衝撃を受けたという。
三石さんに「リコカツ」への出演をオファーをするが、当初は断られてしまったという。その後も、何度もスタジオなどに足を運んだ植田さんが、企画書や台本を渡すなどして“熱烈オファー”。三石さんの初の連ドラレギュラー出演が決まったという。
今作出演にあたり、三石さんは「植田プロデューサーからテレビドラマ出演のオファーをいただき、主人公の母親役と伺っていました。熟考の末お受けさせていただいたのですが、台本を読んでまさかの大役だと初めて知ったんです! それからはずっとプチパニックで、名だたる名優の方々と一緒にお仕事できる現実に興奮しっぱなしです」とコメントしていた。
ドラマ放送後には、三石さんについて、SNSでは「やっぱり美しいわ。マジの美魔女」「三石琴乃は声もいいし演技もいい」「何の違和感もなく溶け込んで存在感放ってる」などのコメントがずらり。北川さんは、2003年に放送された実写版「美少女戦士セーラームーン」で火野レイ/セーラーマーズを演じていることから、「実写版セーラーマーズとアニメ版セーラームーンの夢の共演」「三石琴乃と北川景子の共演とか熱い」といった喜びの声も続出した。
植田さんは、女優としての三石さんの印象について、「本当に自由に現場で動いていらっしゃって、『ああうまいな』と思うところがいっぱいあって」と明かし、「声優さんとして超一流なんですけど、女優さんとしても超一流だった」と絶賛する。
第2話では、夫・武史(佐野史郎さん)の浮気を確信した美土里が、「離婚に有利な証拠を集めているの」と武史の“浮気現場”を訪れ、スマホで撮影する様子などが描かれた。4月30日放送の第3話では、武史と離婚する気の美土里が、咲と紘一の新居にやって来て「ここに住む」と言い出し……。物語の展開はもちろん、三石さんの演技にも注目だ。
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