新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月25日より臨時休業していた東映太秦映画村(京都市右京区)が、5月15日に営業を再開した。これに伴い、特撮ドラマ「仮面ライダー」の生誕50周年を記念したイベント「仮面ライダーEXPO」も再開。実際に“潜入”してその魅力を探った。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
会場に入ると、正面には「仮面ライダー(1号)」「仮面ライダークウガ」「仮面ライダーゼロワン」の、昭和、平成、令和の1号ライダーの等身大立像がお出迎え。会場内には20体以上のライダーの立像や、バイクなど、ファンにおなじみのキャラクターやマシンなどが所狭しと展示されている。
イベントの大きな目玉は、「仮面ライダードライブ」の撮影で実際に使用された主人公の愛車「トライドロン」だ。トライドロンは、仮面ライダードライブで竹内涼真さんが演じた泊進ノ介が乗り込む真っ赤なスーパーカーで、「仮面ライダー研究所」内に展示されている。これまでは宮城県石巻市にある「石ノ森萬画館」に展示されていたが、今回のイベントのために映画村に輸送された。
劇中で大活躍を見せたトライドロン。傍らで目を閉じると、進ノ介とベルトさんがくぐり抜けた数々の戦いが浮かぶ。シャープな印象があったが、実物は思ったより大きく、その迫力に驚かされる。実際の撮影にも使用されていた車両だが、目立った傷もなく奇麗な状態で、愛情をもって保管されていたことがうかがえた。
そのほか、ショッカーのアジトから脱出するゲーム、昭和ライダーから令和ライダーまで網羅したクイズなども用意されているほか、足元には各仮面ライダーたちの足跡をかたどったライトが照らされている。ライトの中から四つの足跡を探し、配布されているカードの穴を開けてキーワードを見つけることができると、プレゼントがもらえる企画もある。お気に入りのライダーの足跡を見つける楽しみ方もできそうだ。
「仮面ライダーEXPO」は2022年夏まで同地で開催。入村料は大人が2400円、 中高生が1400円、3歳以上の子供が1200円。社会情勢に応じて営業時間が変更となる可能性もあり、詳細は映画村ホームページで確認することができる。
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