林家木久扇:「仮面ライダーリバイス」にゲスト出演 「孫に面目を保った」

10月3日放送の「仮面ライダーリバイス」第5話にゲスト出演する林家木久扇さん=テレビ朝日提供
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10月3日放送の「仮面ライダーリバイス」第5話にゲスト出演する林家木久扇さん=テレビ朝日提供

 落語家の林家木久扇さんが、10月3日午前9時から放送される特撮ドラマ「仮面ライダーリバイス」の第5話にゲスト出演する。動画配信サイト「バイチューブ」で人気急上昇中の“世直しバイチューバ―”の孫・ボン(宇佐拓真さん)のことが心配で、リバイ/一輝(前田拳太郎さん)に相談を持ちかける本田茂夫を演じる。

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 木久扇さんは、仮面ライダーシリーズ初出演。また、カメオ出演を除くと、2010年放送のドラマ「ホタルノヒカリ2」(日本テレビ系)以来、約11年ぶりのドラマ出演となる。今年5月に左大腿(だいたい)骨骨折、7月に高座にスピード復帰を果たしたことが報じられた木久扇さん。撮影時は絶好調の様子で、主演の前田さんとは61歳差の83歳ながら、勝るとも劣らないパワフルさを発揮していたという。また、自身の名前が入った千社札を共演者に配って歩き、緊張した現場をサービス精神で和ませていたという。

 木久扇さんは「9月26日朝、木久扇が『仮面ライダーリバイス』に出るという予告がテレビで流れ、それからの反応がすごく、『いつも新しいことに挑戦する木久扇さんはスゴイ!』など、ケータイがフィーバー。(ツイッターで)5600件のツイートがあり、トレンド入りしたことには驚いた。見てくださる人がこんなにいるんだ! うちの中2の男子の孫には、仮面ライダーに出るというジイジが尊敬されて、とてもうれしく、面目を保った」とコメント。

 撮影について、「ロケ現場の幕張では、スタッフの雰囲気がとても心地よく、上堀内監督の自然体のご指導と、何よりも仮面ライダーリバイの前田(拳太郎)さん、弟・大二役の日向(亘)さんが若くてハツラツ。寄席の楽屋の芸人さん達とはうって変わって新鮮なイケメン! 妹・さくら役の井本(彩花)さんも可愛くて……皆さん楽屋で気遣ってくださった」と振り返り、「一瞬、仮面ライダーが弟子になってくれたらいいなぁなどとぜいたくなことを思い、このことを後に寄席で一席のマクラにしたら、ウケました」と語った。

 「仮面ライダーリバイス」は、仮面ライダーの生誕50周年記念作品。主人公・五十嵐一輝が大切な家族を守るため、内に宿る悪魔バイスと契約して仮面ライダーリバイに変身。悪魔バイスが変身する仮面ライダーバイスと共に、“一人で二人”のコンビの仮面ライダーリバイスとして、悪魔崇拝組織デッドマンズと戦う姿を描く。

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