少年ジャンプ+:国際マンガコンテスト「MAGIC」大賞、準入選作品掲載 フランス、ロシア作家の作品を2カ国語で

「MAGIC INTERNATIONAL MANGA CONTEST 2021」の大賞作品「Imago」(C)Toan Tran/Seldon/Shibuya Productions/Shueisha
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「MAGIC INTERNATIONAL MANGA CONTEST 2021」の大賞作品「Imago」(C)Toan Tran/Seldon/Shibuya Productions/Shueisha

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」編集部と、仏モナコの制作プロダクション・シブヤ プロダクションズが共催する国際マンガコンテスト「MAGIC INTERNATIONAL MANGA CONTEST 2021」の大賞作品「Imago」が6月3日、「少年ジャンプ+」に掲載された。フランス人作家のトアン・トランさんとセルドンさんの作品で、フランス語と日本語の2カ国語で掲載された。同コンテストの準入選でロシア人作家の優理恵さんの作品「Watch out! Magicaa」も、6月4日に英語と日本語の2カ国語で同アプリに掲載される。

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 MAGICは、2017年から開催されている国際マンガコンテスト。世界各国でマンガ家を志す才能を評価し、フランス、日本でのデビューに結びつけることを目的に設立された。2021年は、オンラインで実施され、5人の参加者のビデオ・プレゼンを受け、大賞と準入選が選ばれた。審査員は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)の中野博之編集長、「少年ジャンプ+」の細野修平編集長、シブヤ プロダクションズのCEOで社長兼MAGIC代表のセドリック・ビスカイさん、同アートディレクターのエルヴェ・トルイエさんが務めた。

 大賞に選ばれた「Imago」について、中野編集長は「雰囲気があって将来性を感じる。センスオブワンダーも感じた」とコメントを寄せている。作者のトアン・トランさん、セルドンさんは「シブヤ プロダクションズと集英社にお礼を申し上げます。審査員の5人の方たちに僕たちのストーリーを選んでいただいたことを感謝しています。心を込めて頑張ります!」と話している。

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