英雄たちの選択:今夜は「徳川慶喜・パリ万博大作戦」 幕府存亡をかけた“もう一つの外交戦”の真相 

徳川昭武と徳川慶喜 肖像提供:松戸市戸定歴史館/茨城県立歴史館
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徳川昭武と徳川慶喜 肖像提供:松戸市戸定歴史館/茨城県立歴史館

 歴史を大きく変える決断をした英雄たちにスポットを当てるNHK・BSプレミアムの番組「英雄たちの選択」(水曜午後8時)。6月23日は、徳川幕府が威信をかけて参加した慶応3(1867)年の「パリ万博」を取り上げる。

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 この日の番組の副題は「徳川慶喜・パリ万博大作戦 ~600万ドルを確保せよ~」。全国に広がる討幕運動に対抗するため、幕府はフランス政府より600万ドルという巨額の借款を受け、軍艦や武器の整備を計画。その中心人物は幕臣・小栗上野介で、小栗は万博に将軍・徳川慶喜の弟・徳川昭武(あきたけ)を代表とする使節団を派遣し、巨額の借款を確実なものにしようとするが、使節団は万博会場で驚きの光景を目の当たりにする……。。

 薩摩藩や佐賀藩が独立国家をうたい、万博に参加。その背後にはイギリスの応援があったといい、番組では、パリを舞台に幕府の存亡をかけた、幕末の“もう一つの外交戦”の真相に迫る。

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