佐々木蔵之介:主演ドラマ「IP~サイバー捜査班」で専門用語の“嵐” 「何度絶望」「老化防止に」

連続ドラマ「IP~サイバー捜査班」の制作発表記者会見に参加した(左から)間宮祥太朗さん、佐々木蔵之介さん、福原遥さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「IP~サイバー捜査班」の制作発表記者会見に参加した(左から)間宮祥太朗さん、佐々木蔵之介さん、福原遥さん=テレビ朝日提供

 俳優の佐々木蔵之介さんが6月28日、主演を務める連続ドラマ「IP~サイバー捜査班」(テレビ朝日系、木曜午後8時)の制作発表記者会見に登場した。本作はサイバー犯罪と人間模様が絡み合うミステリーで、京都府警に新設された「サイバー総合事犯係」が舞台。佐々木さんは自身が演じるチームの主任で、“超デジタル人間”の安洛一誠について、「セリフが専門用語の雨あられ、いやもう“嵐”なんですよ!」と明かし、「僕自身はサイバーもITも超ド級がつくほどロースペックな人間でして、現場ではもう、何度絶望したことか……。でもちょっと老化防止になりました(笑い)」と話した。

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 会見には、人情派の新人刑事・古宮山絆役の福原遥さん、裏の顔を持つ元エリート刑事・多和田昭平役の間宮祥太朗さんも出席した。佐々木さんの苦労を間近で見る福原さんは、「佐々木さんはいつもブツブツ練習されていて……。でも本番になったら一気にぶわ~っと早口のように出てくるので、衝撃を受けていました」とコメント。

 佐々木さんは「専門用語の“嵐”とはいっても、それは安洛のキャラクターを演出する一つの手段なので、ドラマ自体が決して難しいわけではないんですけどね!」と説明しつつ、「日々、京都の街並みを歩きながら、ぶつぶつセリフを覚えていました」と語った。

 ドラマの内容にちなんだ「サイバーやITの技術を使って解決したいことは?」という質問には、佐々木さんが「今回セリフで苦しめられたこともあり、自分の“目線”のところにセリフがバーッと出てくるモニターができないかなと思っています。もうそろそろこの技術が出てきてもいいのではと思っているんですけど……(笑い)」と回答。

 福原さんは「朝起きるのがとても苦手で、目覚まし時計を無意識に止めてリセットしてしまうんです。『あ、この人二度寝してる』って分かったら自然に起こしてくれるような家電の機能がほしいです!」と話した。

 また、「普段の生活でデジタル人間っぷり、もしくはアナログ人間っぷりがわかるエピソードは?」の質問では、間宮さんが“飛行機のマイル”に困っていると告白。「『これだけ頻繁に遠くに行くなら貯(た)めたほうがいいよ』と言われ、やってみたのですが、アプリをダウンロードしてもやり方が分からず……。1時間半くらいやってみたけどワケが分からなくて、さじを投げました! 結局一緒にいた友人にやってもらいましたけど、本当に苦手でしたね」とエピソードを披露した。

 ドラマは、「科捜研の女」シリーズ、「スペシャリスト」シリーズ、「刑事ゼロ」シリーズなどの戸田山雅司さんが脚本を手掛ける。7月1日スタートで、初回は2時間スペシャル。

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