七つの大罪:劇場版最新作 ディアンヌ&キングの結婚式カット公開 鈴木央「とにかくハッピーエンドに」

「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」の一場面(C)鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会
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「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」の一場面(C)鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会

 鈴木央(なかば)さんの人気マンガが原作のアニメ「七つの大罪」の新作劇場版「七つの大罪 光に呪われし者たち」(浜名孝行監督、7月2日公開)の新たなカットが6月30日、公開された。長く続いた聖戦が終わり、晴れて結ばれたディアンヌとキングが結婚式を挙げる様子が描かれた。

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 公開されたカットには、可愛らしい花嫁姿のディアンヌとえんび服姿のキングが描かれた。<七つの大罪>のメンバーや巨人族、妖精族らが二人を祝福する、幸せにあふれた様子が収められている。

 新作劇場版は、鈴木さん描き下ろしの完全新作ストーリー。鈴木さんは同作を描く上で「とにかくハッピーエンドにすること。それにつきますね。僕が何回も繰り返して見る映画って、やっぱり気持ちいい終わり方をするものなんですよ。『七つの大罪』は少年マンガだし、そこは絶対に揺るがせたくありませんでした」と話している。

 テレビアニメのシリーズ構成も務める脚本の池田臨太郎さんは「本作はメリオダスとゼルドリスの兄弟が話の軸となりますが、メリオダスとエリザベス、キングとディアンヌなど新たに家族になるカップルも数多く登場するので、兄弟の絆だけでなく、家族の絆の素晴らしさも感じられるシナリオにできればと考えていました」とコメントしている。

 「七つの大罪」は、「週刊少年マガジン」(講談社)で2012~20年に連載。かつて王国転覆を謀ったとされる伝説の逆賊・七つの大罪の戦いが描かれた。同作の“正統続編”となる「黙示録の四騎士」の連載が、1月に同誌でスタートしたことも話題となった。

 テレビアニメ第1期が2014年10月~2015年3月、「聖戦の予兆」が2016年8~9月、「戒めの復活」が2018年1~6月、「神々の逆鱗」が2019年10月~2020年3月に放送。2018年8月には初の劇場版「天空の囚われ人」も公開された。テレビアニメの最終章「七つの大罪 憤怒の審判」が、1~6月に放送された。新作劇場版は、鈴木さん描き下ろしの完全新作ストーリーで、テレビアニメの最終章「七つの大罪 憤怒の審判」の“その先”が描かれる。

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