藤間爽子:「すごい熱量使います」 話題の日本舞踊家 初ドラマレギュラー「ボイス2」で奮闘

連続ドラマ「ボイスII 110 緊急指令室」に小松知里役で出演している藤間爽子さん
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連続ドラマ「ボイスII 110 緊急指令室」に小松知里役で出演している藤間爽子さん

 唐沢寿明さん主演の連続ドラマ「ボイスII 110(イチイチゼロ)緊急指令室」(日本テレビ系)に出演する女優で日本舞踊家の藤間爽子(ふじま・さわこ)さん。今年2月、日本舞踊の流派の一つ、藤間流の流れをくむ「紫派藤間流」の三代目家元として「藤間紫」を襲名し、話題となった。そんな藤間さんは今回が初のドラマレギュラーとなる。「いろいろなことが初めてで、映像経験があまりない自分にできるのだろうか、プレッシャーや緊張もありました」と明かしつつ、撮影現場で日々奮闘する藤間さんに話を聞いた。

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 藤間さんは1994年8月3日生まれ、東京都出身。女優としては、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」(2017年)で、若い頃の立花富役を務めたほか、広瀬すずさん主演のWOWOWのドラマ「ドラマWスペシャル あんのリリック-桜木杏、俳句はじめてみました-」(2021年)にも、主人公と同じ寮に住むクルミ役で出演した。

 「ボイス2」は、2019年7月期に放送された「ボイス 110緊急指令室」の第2弾で、「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」を使命とする緊急指令室「ECU」捜査員たちの活躍を描いている。

 藤間さんが演じているのは、今回から新たに加わった港東署ECUの新人室員・小松知里。「新人ということもあって真っすぐで正義感が強くて、自分の職務と向き合い、事件に立ち向かっていく頑張り屋さん」だ。

 また「新人という意味で言うと、私もドラマの現場では新人。無理に何かをやらなくても、自然と“新人感”は出ているのかな」とほほ笑む藤間さんは、声を聞いて応対するECUのシーンでは、「目の前に相手がいるお芝居ではないので」ちょっとした目線や動きを意識。「あとは事件の現場がどうなっているか、必ず“想像すること”を大切にしていますし、声で伝える立場でもあるので、はっきりと正確に話すということを心がけています」と明かす。

 7月24日放送の第3話の後半では、元交際相手から暴行を受けて拉致されるという、事件の被害者になってしまった知里だが、「知里は頑張り屋さんであるがゆえに自分の弱い部分がさらけ出せずにいて、だからこそ事件にも巻き込まれてしまった」と分析。

 「知里の中には『警察官はこうあるべき』というのがあって、自分の弱さや“恥”みたいなものをうまく人に相談できず、一人抱え込んでしまう。私も結構そういうタイプなので、プライベートをさらけ出せない部分は自分にも似ていると感じています」と共感を寄せると、「そういった警察官としての知里と一人の女性としての知里、両方を見せることができたら」と思いを語った。

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 日本舞踊とドラマでの演技との違いについては、「日本舞踊はそもそも声を発するものではないですし、身体表現という意味でも、映像では、そのときそのときに感じた“リアルな動き”を求められるので、決めつけてしまうとうそくさくなってしまうんです」と話す。

 改めて「今回、全てが挑戦でしたし、やってみて映像ってすごく難しいなって感じました」という藤間さんは、「(映像は)“切り取っていく”わけじゃないですか。その前後が入れ替わって撮影することも普通にあるので、集中して気持ちを持っていくというのは、すごい熱量を使います」と本音を吐露。

 それでも「映像のお仕事はやっていて楽しいです」と笑顔を見せ、「今回は初めてレギュラーという形でガッツリとやらせてもらって。映像は映像としての、“作り上げていく面白さ”があるのだと感じることができましたし、今後もいろいろな作品に携わらせてもらえたら」と前向きに語った。

 今回は警察官という役どころだったが、藤間さんは「経験が少ないのでやらせてもらえるならどんな役でも」と前置きした上で、「人間的に汚いような役とか、それこそ『ボイス2』に出てくるような狂気じみた役にもいつか挑戦できたらなって思っています」と意欲をのぞかせていた。

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