べらぼう:歌麿はおきよさんの亡骸と何日いたのか? 時間経過表す月代部分の毛、黒ずんだ畳 作り込みに感心も「ゾッとした」

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)。10月5日放送の第38回「地本問屋仲間事之始」では、梅毒に罹ったきよ(藤間爽子さん)がこの世を去るも、亡骸のそばで絵を描き続ける歌麿(染谷将太さん)の姿が、視聴者の注目を集めた。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第38回では、蔦重(横浜さん)は、歌麿の元を訪ねると、体調を崩し、寝込むきよの姿があった。そんな中、蔦重は鶴屋(風間俊介さん)のはからいで、口論の末、けんか別れした政演(京伝、古川雄大さん)と再び会う。一方、定信(井上祐貴さん)は平蔵(中村隼人さん)を呼び、昇進をちらつかせ、人足寄場を作るよう命じる。

 さらに定信は、改革の手を緩めず、学問や思想に厳しい目を向け、出版統制を行い……と展開した。

 きよが亡くなったことを知り、蔦重は再び歌麿の元へ。そこできよの亡骸のそばで絵を描き続ける歌麿の姿を目にする。月代部分に毛が生え、髭も伸びた歌麿。さらにはきよの亡骸を運んだあとに現れたシミで黒ずんだ畳からも死後から何日もたっていることがうかがえ、視聴者も衝撃。

 SNSでは「おきよさん……何日たってるの……」「歌は何日一緒に過ごしていたのだろう」「おきよさん…亡くなってからも描き続ける歌、月代にも髪が…どれだけ長い間…」「あの月代と畳よ…」「想像以上にえぐってくるな」「さすがNHKですわ…月代で時間の経過を表そうとする…」といった声が視聴者から上がったほか、「亡くなったおきよさん運び出したら、畳がちゃんと汚れてた…気づいた瞬間ゾッとしてしまった」「畳が黒かった、畳が黒かったな。微に入り細を穿つ作り込みに本当にゾッとした」「腐臭が立ち込めてるのにニコニコ笑いながらおきよを描く歌の目がもう……。ごく普通におきよの手を取り齧ろうとするところなんてゾッとしたよ」との感想も多数寄せられた。

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