佐々木蔵之介:暴君演じ「孤独さが分かった」 舞台「君子無朋」で雍正帝役

舞台「君子無朋~中国史上最も孤独な『暴君』雍正帝~」の取材会に出席した佐々木蔵之介さん
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舞台「君子無朋~中国史上最も孤独な『暴君』雍正帝~」の取材会に出席した佐々木蔵之介さん

 俳優の佐々木蔵之介さんが8月4日、大阪市内で行われた、主演舞台「君子無朋(くんしにともなし)~中国史上最も孤独な『暴君』雍正帝~」の取材会に出席。舞台で、“暴君”ともいわれる清の第5代皇帝・雍正帝(ようせいてい)を演じる佐々木さんは「彼の覚悟には学ぶべきことがあったなと思います。父も母も子も兄妹も友もいらず、自分には民、国しかいないと、全て切り捨てる(覚悟)。彼に共感することはないだろうと思っていましたが、孤独さとか気持ちが分かりました」と語っていた。

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 舞台は、佐々木さんが主宰する演劇ユニット「Team申(さる)」による11年ぶりの公演。テレビドキュメンタリー番組「中国王朝 英雄たちの伝説」(NHK)で、佐々木さんが中国ロケに参加したことをきっかけに企画された。玉座に座ることなく執務室で毎日20時間働くほど勤勉で、最期は過労死したとされる雍正帝の生涯を描く。

 見どころについて「特筆すべきは弁髪」といい、「(結んだ髪が)前に垂れたらどう直すのか、皇帝の所作とか分からない(笑い)。僕も初めてだし、物珍しさもあると思います。最初は気になると思いますが、すぐに見慣れると思います」とアピールしていた。

 京都公演は8月17~29日に京都府立文化芸術会館(京都市上京区)で開催。チケットは全席指定で1万500円(税込み)。

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