漂着者:第3話 “ヘミングウェイ”斎藤工 死の連鎖に「まだ何人も死にますよ」

連続ドラマ「漂着者」の第3話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「漂着者」の第3話の一場面=テレビ朝日提供

 秋元康さん企画・原作・脚本で俳優の斎藤工さん主演の連続ドラマ「漂着者」(テレビ朝日系)第3話が8月13日午後11時45分に放送される。

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 「ヘミングウェイ」(斎藤さん)の担当医・国原栄一(船越英一郎さん)の遺体が見つかった。不可解なことに国原の遺体も、入院中に不審死を遂げた大学教授・後宮徳次郎(越村公一さん)同様、胸の前で腕をクロスさせていた。そのうえ、目、口、耳を糸で縫われているという姿で……。

 NPO法人「しあわせの鐘の家」の施設にいるヘミングウェイのもとを訪れていた新聞記者・新谷詠美(白石麻衣さん)は、電話で国原死亡の知らせを受ける。すると、驚くことにヘミングウェイはすでにそのことを知っていた。ヘミングウェイによると、国原は彼に何かを伝えるため、今朝施設に来る予定だったという。

 なぜいつまでたっても現れない国原に連絡しなかったのかと詰め寄る詠美に、ヘミングウェイは「霊安室に横たわる姿が見えたから」と静かに告げる。さらに、「死が連鎖している。まだ何人も死にますよ」という不穏な言葉も残す。

 ドラマは、地方の海岸に漂着した記憶喪失の正体不明の男・ヘミングウェイが、世間を騒がせる事件を次々と解決に導き、教祖のようにあがめられていく……というストーリー。祭り上げられるのも一瞬、たたき落とされるのも一瞬というSNS社会の恐怖、そして正体不明の男が人々を狂信させていく様を描く。

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