松岡昌宏:役作りで「今までにないアプローチ」 WOWOWドラマ「密告はうたう」会見

「連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル」の会見に登壇した出演者ら
1 / 1
「連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル」の会見に登壇した出演者ら

 人気グループ「TOKIO」の松岡昌宏さんが主演を務めるWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル」の会見が8月17日、東京都内であり、主演の松岡さんら出演者が登壇。松岡さんは「今回のジンイチ(警視庁人事1課)という舞台は全く知らない世界なので、今までにないアプローチで芝居に臨みました」と撮影を振り返った。

ウナギノボリ

 ドラマは、伊兼源太郎さんの同名小説(実業之日本社文庫)が原作。警察官・佐良正輝(松岡さん)は、ある事件の捜査中に後輩刑事が殉職し、捜査1課から警視庁人事1課監察係(ジンイチ)に異動。同僚からは裏切り者と敵視されながらも孤独に業務をこなすが、一通の密告文に端を発して、かつての同僚・皆口菜子の監察を命じられる。皆口の行動確認(コウカク)を進めるうちに、ある未解決事件の真相と警察内部に潜む深い闇にたどり着く……というストーリー。

 松岡さんは「基本僕は自分に似た部分を見つけてつなげていくような芝居をするのですが、この佐良という男については共通点が全く見当たりませんでした。さあどうしようかということでゼロから作り上げましたが、そういうアプローチは楽しかったです」と役作りを回顧。

 さらに、「これまで刑事ドラマを見てきて、捜査1課はなんとなくわかりますが、人事1課はまったく知らない世界ですので、いただいた資料を読み込みました。そしてお恥ずかしい話、脚本を6度読んでようやく芝居ができました。ただ、話はとても面白いので、引き込まれましたね。楽しかったです。今までにない僕をご覧いただけたのなら、それは監督とWOWOWさんの思惑通りです」と語って笑いを誘った。

 また、松岡さんとドラマ初共演となる「A.B.C-Z」の戸塚祥太さんが、「カメラが回っていない瞬間もずっと松岡さんでいてくださるのに、カットがかかると一気に佐良になる。現場でもムードも作り上げてくださって、これがスターかと感動しました」と事務所の先輩でもある松岡さんとの撮影を振り返ると、松岡さんは「飯おごってやる」とご満悦。先輩後輩の和気あいあいとした雰囲気をのぞかせていた。

 8月22日から毎週日曜午後10時にWOWOWプライム、WOWOW 4Kで放送、WOWOWオンデマンドで配信もされる。全6話で第1話は無料放送。

テレビ 最新記事