ミッドナイトスワン:草なぎ剛は「カメラ向けた途端にオーラ」 内田英治監督&伊藤麻樹カメラマンが制作裏話

草なぎ剛さんの主演映画「ミッドナイトスワン」でメガホンをとった内田英治監督(右)、撮影を担当した伊藤麻樹カメラマン(C)2020 Midnight Swan Film Partners
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草なぎ剛さんの主演映画「ミッドナイトスワン」でメガホンをとった内田英治監督(右)、撮影を担当した伊藤麻樹カメラマン(C)2020 Midnight Swan Film Partners

 草なぎ剛さんが主演を務めた映画「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)が8月21日午後1時からWOWOWプライムでテレビ初放送される。同日、WOWOWオンデマンドで配信スタートのトーク配信番組「マンスリー・シネマセッション」では、内田監督と撮影を担当した伊藤麻樹カメラマンが映画制作の裏話を明かす。

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 映画は、内田監督のオリジナル脚本。トランスジェンダーの凪沙(草なぎさん)が、親から愛を注がれることなく生きてきた少女、一果(服部樹咲さん)を預かる……という展開で、「疑似母子」の切ないラブストーリー。草なぎさんがトランスジェンダーの凪沙を演じて話題になったほか、「第44回日本アカデミー賞」で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞を受賞した。

 内田監督は、草なぎさんについて「別作品で草なぎさんと一緒だったカメラマンの山本英夫さんがすごく褒めていたので、撮影前からすごい方なんだろうなと思っていました。実際に仕事をすると、人柄がすてきで好きになっちゃうよね」と語りつつ「だからこそ、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を草なぎさんが受賞した時が一番うれしかったです」とコメント。伊藤さんも「カメラを向けると途端にオーラが出る感じがして、カメラ越しにグッと引き込まれました」と語っている。

 一果を演じた服部さんは小学6年生のときにオーディションで同役を射止めた。内田監督は、当時の服部さんについて「一目見た時に、この子だと思ったんです。そういう話ってよく聞くじゃないですか。これまでは、そんなの都市伝説だと思っていました(笑い)。でも、その時にそこにいたスタッフ全員が同じことを感じたと思います。それくらい、存在感がすごかった」と振り返っている。

 ミッドナイトスワンの初放送を記念して、草なぎさんが主演を務めた映画6作品を特集する番組「『ミッドナイトスワン』放送記念!俳優 草なぎ剛」が8月21日にWOWOWシネマで放送される。午前9時半から「メッセンジャー(1999)」▽午前11時半から「黄泉がえり」▽午後1時45分から「ホテル ビーナス」▽午後4時から「山のあなた 徳市の恋」▽午後5時45分から「中学生円山」▽午後8時から「ミッドナイトスワン」を、それぞれ放送する。

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