MD松尾の月間ヒットランキング:「月姫」が大欠品! ライトユーザーに人気 「テイルズ オブ アライズ」「ロストジャッジメント」などに期待 2021年8月

 TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーが毎月のTSUTAYAでのソフト販売ランキングを基に市場の動向を振り返る。

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 8月は非常に悪い売り上げで、ハードもソフトも同じぐらいの前年比でした。昨年は「あつまれ どうぶつの森」(NS、任天堂)「リングフィット アドベンチャー」(同)、「ゴースト・オブ・ツシマ」(PS4、SIE)といった発売済みの人気タイトルに加え、「英雄伝説 創の軌跡」(PS4、日本ファルコム)「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター」(NS・PS4、スクウェア・エニックス)などの新作が発売され、本体もよく動きましたが、今年は、定番化したヒット作がない上、新作も「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!」(NS、コナミ)、「月姫 -A piece of blue glass moon-」(NS・PS4、アニプレックス)ぐらいという低調ぶり。

 「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!」は本編の遊戯王デュエルモンスターズよりもよりもやや低年齢層向けのシリーズになりますが、本編の遊戯王ファンが予約して売れたという印象で、コレクション的な人気も売り上げをけん引したとみています。今後ラッシュデュエルが普及すればさらに伸びるかもしれません。

 「月姫」は大欠品を起こしています。購買層は20代前半~30代前半の男性という幅広い層が中心で、特定のジャンルのファンではなく、なおかつシングルプレー主体のライトユーザーが多い印象。同じTYPE-MOON作品である「Fate」シリーズの購入者が少ないのは意外な結果でした。あくまでも家庭用ゲームでの話なので、人気スマホアプリの「Fate/Grand Order」を遊んでいるかは分かりませんが、データとしては「Fate」シリーズの購入者は多くありませんでした。

 9月は前年ベースに持ち直しそう。「テイルズ オブ アライズ」(PS4・PS5、バンダイナムコゲームス)を筆頭に、「ロストジャッジメント:裁かれざる記憶」(PS4・PS5、セガゲームス)、「おすそわける メイド イン ワリオ」(NS、任天堂)、「英雄伝説 黎の軌跡」(PS4、日本ファルコム)、「ドラゴンボールZ KAKAROT」(NS、バンダイナムコゲームス)と話題作がそろいます。久しぶりににぎやかな月になりそうです。

 ◇2021年8月のゲームソフトランキング(TSUTAYA調べ・限定版含む) 

 1位 遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!! (NS)
 2位 Minecraft (NS)
 3位 クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~ (NS)
 4位 ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD (NS)
 5位 リングフィット アドベンチャー (NS)
 6位 マリオカート8 デラックス (NS)
 7位 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~ (NS)
 8位 eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム (NS)
 9位 スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド (NS)
 10位 ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログ (NS)
 11位 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL (NS)
 12位 月姫 -A piece of blue glass moon- (NS)
 13位 月姫 -A piece of blue glass moon- (PS4)
 14位 Miitopia (NS)
 15位 マリオゴルフ スーパーラッシュ (NS)
 16位 あつまれ どうぶつの森 (NS)
 17位 2 モンスターハンターストーリーズ ~破滅の翼~ (NS)
 18位 世界のアソビ大全51 (NS)
 19位 マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック (NS)
 20位 1&2 大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟- (NS)

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