佐久間由衣:人生初の赤髪は自ら提案 時間持て余した大学生役で「迷いに色味出したくて」

映画「君は永遠にそいつらより若い」のトークショーに出席した佐久間由衣さん
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映画「君は永遠にそいつらより若い」のトークショーに出席した佐久間由衣さん

 女優の佐久間由衣さんが9月10日、大阪市内で開催された、主演映画「君は永遠にそいつらより若い」(吉野竜平監督、9月17日公開)試写会前のトークショーに出席。就職活動後に時間を持て余した大学生を描いた同作で、役作りのため人生で初めて赤髪に染め上げた佐久間さんは、「監督、プロデューサーさんと話をしていたとき、たまたま金髪だったんですけど、髪色をどうしようかと話し合いがあって、金髪だとやぼったさが出にくいことや、黒髪だと意思があるように感じて、赤はどうかと提案させていただきました。迷いがあるようなところに色味を出したいなと思いました」と明かしていた。

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 トークショーでは佐久間さんの趣味である散歩やランニングの話題でも盛り上がり、「そこの角まで走るぞってなると、悩んでいたことがどうでも良くなるんです(笑い)。2時間走っちゃうこともあって、あまり走り過ぎないようにします。距離は10キロちょっとで、ゆっくり走って2時間。心はリフレッシュになるけど、体の疲労はたまっちゃうんで……」と苦笑いを浮かべていた。

 映画は、芥川賞作家・津村記久子さんのデビュー作で「第21回太宰治賞」を受賞した同名小説(筑摩書房)が原作。児童福祉職への就職が決まり、大学卒業を間近に控え手持ち無沙汰な日々を送る堀貝(佐久間さん)は、バイトと学校と下宿を行き来し、友人とぐだぐだした日常を過ごしていた。過去に痛ましい経験を持つ、同じ大学の猪乃木(奈緒さん)と知り合い、独特な関係を紡いでいく。そんな中、友人の友人である穂峰が命を落とし、堀貝を取り巻く日常の裏に潜む「暴力」と「哀しみ」が顔を見せる……というストーリー。

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