薬屋のひとりごと
第33話 先帝
3月7日(金)放送分
許斐剛(このみ・たけし)さんの人気テニスマンガ「テニスの王子様」のフル3DCGの新作劇場版アニメ「リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」(神志那弘志監督)の舞台あいさつが9月18日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京都港区)で開催され、主人公・越前リョーマ役の声優の皆川純子さんらが登場した。「リョーマの新しい発見」について聞かれた皆川さんは、リョーマが“普通の男の子”という感じがして可愛いと思ったことを明かし、今作はそんなリョーマの魅力が詰まった作品になっているとアピールした。
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舞台あいさつには、原作者で同作の製作総指揮を務める許斐さん、越前南次郎役の松山鷹志さん、竜崎桜乃役の高橋美佳子さん、ブー役の武内駿輔さん、フー役の竹内良太さんも出席。ウルフ役の杉田智和さんからのビデオメッセージも公開された。MCを同作の公式応援団のお笑いトリオ「四千頭身」が務めた。舞台あいさつでは竹内さん、武内さんが本作でラップを披露していることから四千頭身がラップに挑戦。終盤には、皆川さんがリョーマの決めぜりふ「まだまだだね」を披露するなど、声優陣がそれぞれの決めぜりふを披露する場面もあった。
製作総指揮を務めた許斐さんは今作へのこだわりを聞かれると「テニスギャングとリョーマがラップバトルをするとか、エメラルドと2人でバトルしながら歌うとか、歌があったからこそ、この尺でかっこよくみせられた。歌の持っている力も一緒に考えながらキャラクターを作れたことが新しかった」と明かし、今作を「日本初の3DCGを使ったミュージカルアニメーション」と表現した。
「テニスの王子様」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1999~2008年に連載されたマンガ。テニスの天才少年・越前リョーマが、青春学園のテニス部で頭角を現し、ライバル校との戦いを通じて成長していく姿が描かれた。2009年から「ジャンプSQ.」(同)で新シリーズ「新テニスの王子様」が連載中。
新作は、作者の許斐さんが初めて製作総指揮を務め、「テニスの王子様」と「新テニスの王子様」の間の3カ月が描かれる。青春学園中等部が、全国大会決勝戦で立海大附属中学校との激闘を制した3日後、リョーマは単身アメリカへテニスの武者修行の旅に出る。アメリカでギャングとのトラブルに巻き込まれたことをきっかけに、リョーマは、父・南次郎が現役テニスプレーヤーとして活躍していた過去のアメリカへタイムスリップしてしまう……というストーリー。
一部シーンが異なる「Decide」と「Glory」の2タイプで上映される。本編のエンドロール後には、「テニスの王子様」シリーズの人気楽曲を使用したライブパート「シアター☆ミニフェスpetit!」が上映される。
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