俳優の山下智久さんが、10月4日発売の週刊誌「週刊プレイボーイ」(集英社)42号の表紙を飾る。同誌の創刊55周年を記念した特別企画で、誌面の撮り下ろしグラビアと連動。同形式で男性タレントが表紙に登場するのは初となる。女優の二階堂ふみさんがメインカメラマンとして撮影を担当。表紙には、ずぶぬれになったワイルドな山下さんの姿が収められている。
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誌面のグラビアは16ページで、写真家の名越啓介さんも撮影に参加。山下さんの磨かれた肉体美と男の色気をスリリングに写し出した。山下さんの「今」に迫ったインタビューも掲載される。
また、同誌とは異なるイメージのカットを掲載した「週刊プレイボーイ 『号外』 山下智久」も同日に発売。両号の発売を記念して、「MAGNET by SHIBUYA 109」(東京都渋谷区)など都内8カ所で広告が掲示される。
山下さんは特別企画への抜てきに「すごい光栄です。歴史ある雑誌の歴史的な瞬間に携わらせていただけることをうれしく思います」とコメント。「ただ同時に、読者には申し訳ないなと。“なんだよ、期待したのに男の写真が載ってんのかよ”って。そこは本当に申し訳ないなと思いつつ、毎日地道にカロリー計算しながら身体(からだ)を鍛えてきたので、ちょっとだけ大目に見ていただけたらなと(笑い)」と話している。
編集長の松丸淳生さんは、今回の企画について「週プレの創刊50周年記念号の表紙で、二階堂ふみさんがバニーガール姿を披露してから5年。55周年の今年は『グラビアをもっと自由に!』と考え、二階堂さんが撮影する側に。被写体は、読者世代の36歳、活躍の場をグローバルに移しつつある山下智久さんに務めていただきました」と説明。
「山下さんが早くから海外を視野に、地道に英語の勉強を続けてきたことはご存じの方も多いかもしれませんが、彼を10代のころからよく知る編集者によると、山下さんは高校時代、撮影に隙間(すきま)時間が生まれると二次関数、因数分解など定期試験の数学の勉強をしていたそうです。そんな努力を今まで陰で続けながら、華やかな雰囲気のまま成熟を増していく山下さんと、グラビアの新しい地平を開けたらと考えています」と語っている。