音舞台:10月24日に放送決定 今年は西本願寺が舞台 工藤静香「素晴らしい経験ですごく感動」

文化イベント「西本願寺音舞台」の模様=MBS提供
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文化イベント「西本願寺音舞台」の模様=MBS提供

 京都・奈良の名刹(めいさつ)で一夜限りの音楽パフォーマンスを行う文化イベント「音舞台」シリーズの新作が、番組「西本願寺音舞台」(MBS・TBS系)と題して、10月24日深夜0時半からで全国放送されることが4日、分かった。

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 34回目を迎える今年は世界遺産でもある京都の西本願寺で無観客で収録され、村松崇継さんが音楽監督を担当。歌手の工藤静香さんやフルーティストのCocomiさん、チェリストの宮田大さん、バレエダンサーの中村祥子さん、オペラ歌手の錦織健さん、サンドアート集団「SILT」ら豪華アーティストが競演した。

 今回のテーマは「いのち」。生命科学者・柳澤桂子さんの「いのちのことば」をステージに織り交ぜ展開する。比嘉愛未さんが、「いのちのことば」を“旅人”として朗読、紹介し、草刈正雄さんがナレーションを担当する。

 工藤さんは「西本願寺でステージをする。日本の文化に触れながら歌うというのは素晴らしい経験ですごく感動してしまいました」と語ると、Cocomiさんは「室内とは違い天井がないオープンな空間での演奏がはじめてで、開放感あふれる中でのびのびとできました。すてきな機会をありがとうございます。感謝しかないです」とコメント。

 村松さんは、「コロナ禍の中、いろいろな人がいらっしゃる。子供たちの生活にも影響がある中、もう一度『家族』に立ち返り、混沌としたコロナ禍の中で失いかけた大事なことをこの音舞台を通して皆さんに音と音楽で伝えられたらと思い、曲の構成やアーティストの方を踏まえていろいろ構成を考えました」と思いを語っている。

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