ダンダダン
第12話「呪いの家へレッツゴー」
12月19日(木)放送分
人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの最新作「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」の「前章 -TAKE OFF-」で、歌手の平原綾香さんがエンディング主題歌「愛は今も光」を歌うことが分かった。「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」の主題歌「GreatHarmony ~for yamato2199」でもタッグを組んんだ宮川彬良さんが作曲、編曲を担当し、森雪之丞さんが作詞を手がける。同曲のミュージックビデオもYouTubeで公開された。
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平原さんは「メロディーと歌詞をいただいた時は思わず涙しました。“壊れゆく世界 火も希望も凍る でも涙だけは温かい”というラストのフレーズからアウトロは、大切なものを見失いそうになる時に『今は大変だけど、必ずいい未来が待っているよ』という、宮川彬良さんの父・泰さん、そしてヤマトの“未来”から、今を応援しているメッセージのように感じられました」とコメント。
「レコーディングでは父(平原まことさん)に『女神が優しく語りかけるような歌になったらいいね』と言われ、自分自身というよりも、その“未来”を知っている人たちが歌っているイメージを持ちながら挑むことができました。5年後、10年後にはまた違った光を放つ名曲が完成したと思います。皆様にお届けできることがとても楽しみです」と思いを込めた。
森さんは「今、この時代に贈りだすヤマトという作品は、光を求めて旅に出る、“光”がイメージにありました。ヤマトにはたくさんの素晴らしいメロディーがあり、旅立ち、冒険、勇気などさまざまなテーマがある中で、彬良さんのメロディーを聞いた時に、原点に返った詞を書きたいと思った。価値観が覆されるような世の中になってしまったけど、人がお互い気持ちを大事にして未来に向かうしかないんだ、とまさにイスカンダルに向かうヤマトクルーと同じような気持ちがあります。人間にとって一番大事な“心”や“愛”を歌いたい、大きなテーマですが、彬良さんのメロディーはその言葉たちを受け止めてくれた。その中で生まれた詞です。大きなもの(テーマ)を歌うことは難しいけど、今この時代に“愛”であるということを照れずに、これからは“愛”が大事なんだと言っていてもいいと思う。そういう気持ちで困難を乗り越えていけたら」と話している。
宮川さんは「打ち合わせの際、僕から雪之丞さんには『大きなことを書いてください』というお願いをしました。雪之丞さんもそれに応じてくれて、『楽しみに待っていてください』と。その後、受け取った歌詞を読んで初めて、自身のメロディーの意味を知ったように思います。自分の子供に名前がついて帰ってきたような、誕生したという感じ。そこに平原さんの歌声が入り、まさに三位一体の楽曲が完成いたしました」とコメントを寄せている。
「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送。「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。第1作をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012~14年、「2199」の続編「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」が2017~19年に劇場上映、テレビ放送された。
「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」は、安田賢司さんが監督を務め、福井晴敏さんがシリーズ構成、脚本を担当。サテライトが制作する。全2章。「前章 -TAKE OFF-」が10月8日に公開される。
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