ヴァイオレット・エヴァーガーデン:工藤阿須加が魅力語る ヴァイオレットが「愛を知り理解してゆく姿に涙が…」

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン特別編集版」の一場面(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン特別編集版」の一場面(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 京都アニメーションが手がけるアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が、日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」で10月29日、11月5日に2週連続で放送されることを受けて、俳優の工藤阿須加さんがコメントを寄せた。工藤さんは「主人公のヴァイオレットがいろいろな人に関わり成長していく姿はとても魅力的で、心が動かされます。ヴァイオレットが愛を知り理解してゆくその姿に涙が止まりません」と話している。

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 工藤さんは、作品について「戦争、人間的成長、経済の発展など要素が満載。伝えることの素晴らしさをこのアニメで改めて教えられました」とコメント。テレビアニメシリーズでは「(ヴァイオレットが)7話後半でギルベルト少佐がいないと分かり泣くところは、涙が止まりませんでした。そして、何より10話。このアニメを見たほとんどの人がいいというシーンなのかなと。母と娘の愛のストーリーです。10話の最後のシーンで、ヴァイオレットが人の心を理解しているのがすごく感じられました。作品を見た後は、たくさんの人に勧めました!」と話している。

 金曜ロードショーでは、10月29日午後9時に石立太一監督の監修で「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のテレビシリーズを新たに再構成した「特別編集版」が放送され、11月5日午後9時に2019年に劇場公開された「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-」が本編ノーカットで放送される。「特別編集版」「外伝」は、ともに地上波初放送となる。

 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、「第5回京都アニメーション大賞」の大賞を受賞した暁佳奈さん作、高瀬亜貴子さんイラストのライトノベルが原作。かつて軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンが、依頼者の思いをくみ取って言葉にする自動手記人形となり、さまざまな依頼者のさまざまな感情に触れ、人の心を理解していく……というストーリー。テレビアニメが2018年1~4月に放送された。新作劇場版アニメ「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が2020年に公開され、興行収入が約21億3000万円を記録するなどヒットしたことも話題になった。

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