アイドルグループ「アンジュルム」の笠原桃奈さんのフォトブック「Dear sister」(オデッセー出版)が、11月15日に発売されることが分かった。笠原さんは、11月15日に日本武道館(東京都千代田区)で開催されるコンサートをもって同グループを卒業することが発表されており、卒業日にフォトブックが発売されることになった。
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フォトブックは、「アンジュルム」の大ファンを公言している女優の蒼井優さん、菊池亜希子さんが企画し、コンセプト決めから衣装選び、撮影のディレクション、構成まで、全ての制作工程に関わった。鎌倉や葉山、逗子、東京湾などで撮影され、撮影当時17歳だった笠原さんの等身大の姿を撮り下ろした。
笠原さんは「私にとって、宝物のような一冊ができました。たくさんの愛を感じながら、すてきなチームの皆さんと作りました! 17歳の夏に撮っていただけてとてもうれしかったし、より特別なものに感じます。『Dear sister』は、編集長の蒼井優さん菊池亜希子さんから私へ、そして私からメンバーへ、家族へ、この本を手に取ってくださるあなたへ、あなたから私へというメッセージが込められています。あなたにとっても、この本が宝物のような一冊になりますように!」とコメントを寄せている。
蒼井さんは「普遍さを大切にするのと同時に、言葉ではなかな表せない笠原さんのオリジナルな魅力を捉えたかったので、写真は高橋ヨーコさん、メークは茅根裕己さん、デザインは大島依提亜さんにお願いしました。おこがましいかもしれませんが、私としては、10年後も20年後もその先も、笠原さんの背中を少しだけ押すことができるような本を目指しました。私自身、10代、20代にそのような本を作っていただき、その経験を含めお守りのような気がしているからです。ご覧になった方が、気付いたらほほ笑んでしまっているような本になっていればうれしいです」と話している。
菊池さんは「“笠原桃奈”という一人の女の子の今を、無理のない自然な形で、呼吸するかのようにナチュラルに写真に収めたいと思いました。真っさらで、何にも染まっていないニュートラルな状態の彼女は、圧倒的にアンニュイで、だけど笑うとふにゃふにゃと柔らかく、ゴールデンレトリバーの赤ちゃんみたいで、出会った全ての人の心をほぐし笑顔にする」とコメント。
「そして今回は写真集そのものが存在として可愛く、抱きしめたくなるぐらいいとおしく、手に取った人に勇気を与えるような、そして彼女自身の背中を押すような、可愛くてパワーみなぎるものを目指しました。一人の少女の肖像であると同時に、すべての乙女のバイブル的な存在になり得るような、そんな写真集を形作ることができたら、それは一つのささやかで勇気ある乙女の革命である、とひそかに思っています」とコメントを寄せている。
B5判変型、112ページ。価格は2546円(税抜き)。