おかえりモネ:俺たちの菅波、百音をぎゅっと… 「モネだけの菅波」回が配信最多視聴獲得

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のヒロイン・清原果耶さん
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NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のヒロイン・清原果耶さん

 女優の清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の最終回が10月29日に放送され、平均視聴率(世帯)は16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが11月1日、分かった。

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 NHKの配信サービス「NHKプラス」では、サービス開始(2020年3月)以来、歴代の朝ドラで最も多く見られた作品になったといい、9月3日放送の「百音(清原さん)と菅波(坂口健太郎さん)の気持ちが通じ合った」第80回が最も多く見られたエピソードとなった。また「NHKオンデマンド」では、同回が今年度に有料配信した全番組で最多視聴数を獲得。同局によると、SNSの盛り上がりに合わせ、同作を初回から見るため、加入者が増加したという。

 第80回では、百音と菅波がコインランドリーで再会。菅波は、登米(とめ)の診療所に専念するつもりだと伝える。動揺する百音。亮(永瀬廉さん)の“助け”に応じることができなかった一方で、菅波がいなくなることを嫌だと思っていることを打ち明ける。菅波は百音をさっと抱き寄せ、「あなたの痛みは、僕にはわかりません。でも、わかりたいと思っています」と告げる……という展開だった。

 菅波が百音を優しく抱きしめる姿に、日本中のお茶の間が歓喜の渦に包まれ、SNSでは「俺たちの菅波!バンザイ」「菅波先生~~~おめでとう~~~!」「俺たちの菅波ィ…完璧だぞ…100億点」「俺たちの菅波最高に紳士的ですてきだ! 赤飯と鯛だ!」「俺たちの菅波マジ良くやった!!」「俺たちの菅波最高じゃんねー」「コインランドリーの奇跡」と大盛り上がり。

 これまで「俺たちの菅波」としてSNSで親しまれてきた菅波だが、ついに「モネだけの菅波」と呼ぶ声も上がり、「俺たちの菅波からモネだけの菅波に…」「#モネだけの菅波というタグが爆誕してるw」「モネだけの菅波に昇格おめでとう」と祝福するコメントが並んだ。

 「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが、同県の登米(とめ)で青春を過ごす中で、気象予報士の資格を取り上京。民間の気象会社に就職し、天気予報にまつわるさまざまな経験を積み、そこで得た経験をもとに故郷に戻って、人々に貢献する物語だ。

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