カムカムエヴリバディ:物語の最初の舞台、岡山は14.1%スタート 100年の物語「最後はどんなところにたどりつくのか」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のロゴ=NHK提供
1 / 1
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のロゴ=NHK提供

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第1回が11月1日に放送され、岡山・香川地区での平均視聴率(世帯)は14.1%(ビデオリサーチ調べ・以下同)だったことが分かった。また、関東は16.4%、関西は15.6%だった。

ウナギノボリ

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

 第1回では、日本でラジオ放送が始まった1925(大正14)年3月22日。岡山にある和菓子屋に橘安子(上白石さん、子供時代は網本唯舞葵さん)が誕生した。実直な父・金太(甲本雅裕さん)に優しい母・小しず(西田尚美さん)、厳格な祖父・杵太郎(大和田伸也さん)、しっかり者の祖母・ひさ(鷲尾真知子さん)、やんちゃな兄・算太(濱田岳さん)たち家族や職人に囲まれ幸せに暮らしていた。あんこの香りに包まれた温かい家庭ですくすくと成長し、安子は小学3年生になり……と展開した。

 制作統括を務める堀之内礼二郎チーフプロデューサー(CP)は、「100年の物語がいよいよ幕を開けました。大正14年から始まり、昭和、平成、令和と現代まで、3世代のヒロインと一緒に時を重ねていきます。朝ドラ史上初の挑戦です。日々制作に取り組んでいる私たちも、最後はどんなところにたどりつくのか、どんな気持ちになるのか、想像がつきません。視聴者の皆さんと一緒に、100年を生きて、確かめたいと思っています。最終回まで、どうぞよろしくお願いします。そしてまだご覧になってない方、NHKプラスですぐ追いつけます。ぜひこの胸躍る物語の世界に、カムカムエヴリバディ!」とコメントを寄せた。

テレビ 最新記事