ゴールデンカムイ：展覧会が2022年4月開催　イラスト120点以上　資料も

　「週刊ヤングジャンプ」（集英社）で連載中の野田サトルさんのマンガ「ゴールデンカムイ」の展覧会「ゴールデンカムイ展」が2022年4月28日～6月26日、東京ドームシティ Gallery AaMo（東京都文京区）で開催されることが分かった。120点以上のイラストのほか、アイヌ民族の民具資料などの関連資料を多数展示する。杉元佐一やアシ（リ）パらの旅路を追体験できる空間も楽しめる。京都、福岡など全国で巡回も予定している。

　12月16日発売の「週刊ヤングジャンプ」2022年3号で、連載300話を迎えたことを記念して野田さんと俳優の藤岡弘、さんがヒグマ料理を食べながら、同作について語る企画が掲載された。付録は「ゴールデンカムイ2021SPカレンダー」。

　「ゴールデンカムイ」は、2014年から「週刊ヤングジャンプ」で連載中のマンガ。かつて日露戦争で活躍した“不死身の杉元”が、北海道で死刑囚が隠した埋蔵金の手掛かりをつかみ、アイヌの少女らと共に冒険を繰り広げる姿を描いている。「このマンガがすごい！2016 オトコ編」で2位、「マンガ大賞2016」で1位、「第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門」でソーシャル・インパクト賞に選ばれたことも話題になった。コミックス最新28巻が、12月17日に発売される。シリーズ累計発行部数は1800万部以上。

　テレビアニメ第1期が2018年4～6月、第2期が同年10～12月、第3期が2020年10～12月に放送された。第4期が制作されることも発表されている。