アイドルグループ「乃木坂46」を年内で卒業することを発表している生田絵梨花さんの卒業コンサートが12月15日、横浜アリーナ(横浜市港北区)で開催された。1期生の生田さんは、同期の秋元真夏さん、齋藤飛鳥さんらに「一番弱っているときはそばにいてくれて、そっと寄り添ってくれました」と感謝。ファン、スタッフ、後輩メンバーにも感謝の思いを伝え、「私は10年間幸せに過ごすことができました」と語った。
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10年間見守ってくださった皆様。本当にありがとうございます。10年間続けられるとは、加入した当初は思ってもいませんでした。今でこそ私は、楽屋でうるさいとか、テンションが高いとか言われるのですが、最初の頃はメンバーも多分絡みづらいと思っている人がいたんじゃないかなって思うし、後輩が入ったばかりの頃はどう接したらいいか分からなくて、あまり助けてあげることはできなかったんじゃないかなっていう悔いもあります。でも、最初はそんな感じだったのに、今の私はすごい笑っていて、すごいしゃべるのが好きで……。乃木坂46が大好きでたまりません!
こんな人間に育ててくれたのは、まぎれもなく皆さんだと思っています。この活動は、楽しいことばかりじゃなくて、つらいこともたくさんあったはずだけど、でも今、当たり前にあった(乃木坂46の)日常がなくなるっていうのは、すごくすごくさみしいです。
ファンの皆さんが、いつの間にか私を応援するだけじゃなくて、親みたいに心配してくれたり、一緒に泣いて笑ってくれたこと。マネジャーさんは、時にぶつかることもあったけど、ずっとそばで走り続けてきてくれたこと。頼りない先輩だったとは思うけど、気づいたら後輩たちが甘えてくれるようになって。頼れる後輩たちには、私もたくさん助けてもらいました。
1期生は、私が無駄絡みをしているときは、すごく迷惑そうな顔で対応するけど(笑い)。でも、自分が一番弱っているときはそばにいてくれて、そっと寄り添ってくれました。こんな温かい人たちに囲まれて、私は10年間幸せに過ごすことができました。全部は挙げ切れないけど、関わってくれた全ての皆様に感謝を伝えたいです。本当に10年間ありがとうございました。