木村佳乃：「アバランチ」撮了で万歳！　「今度は“どコメディー”で」とお願いも　福士蒼汰、千葉雄大は綾野剛に思い

　女優の木村佳乃さんがこのほど、綾野剛さん主演の連続ドラマ「アバランチ」（カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時）のクランクアップを迎えた。謎の集団「アバランチ」のリーダー・山守美智代役の木村さんは、全ての撮影を終えると「万歳！」と喜びの声を上げ、「26年くらい私もこのお仕事をさせていただいていますけど、本当に心に残る作品になりました。ありがとうございました！」と感謝。「今度は“どコメディー”でお願いします（笑い）」とスタッフにお願いをして締めくくった。

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　同じく「アバランチ」のメンバーを演じた福士蒼汰さん、千葉雄大さん、高橋メアリージュンさん、田中要次さんもクランクアップを迎えた。

　福士さんは、「（劇中で演じる）西城という役に迷っているときも、藤井（道人）監督や綾野さんが僕を引っ張ってくれて、『芝居って楽しいな』と思えたり、『こうしていけばいい道が開けるのかな』ということが分かったような気がして、すごくいい1クールになったと思います」とコメント。

　「西城と同じように、壁が自分にも見つかって、西城と一緒にそれを乗り越え、壊していく期間を過ごせました。それを皆さんに温かく見守っていただいて、本当にありがたいなと思っています。皆さんにお疲れ様ですと言いたいです。ありがとうございました」と感謝した。

　千葉さんは、「悩んでいるときも綾野さんはじめ、一緒になって考えてくださる方がたくさんいて、すごく助けられました。いろいろと試せる贅沢（ぜいたく）な時間だったなって思いますし、モノを作るって大変だけど楽しいなって改めて思いました。またご一緒できるように頑張ります」と今後への意気込みを明かした。

　高橋さんは、「大変なスケジュールの中、皆さんのお陰で心身共に健康に過ごすことができました。このアバランチと出会って、すごく勇気を持つことができました。“勇気があれば行動できる”。これは今後の人生でも大事な気付きだと思います。本当に感謝しています」と話した。

　第8話（12月6日放送）で死亡したメンバー・打本鉄治を演じた田中さんは、「途中で死んでしまったのはとても悔しいです！　アバランチは、すごくしびれる作品でした。体力、精神力、そして我々は、演技の持久力をとても試されました。とにかくここまで必死でやってこられてよかったです。打本がいなくなってしまったので、私は何も助けてあげることができませんが、草葉の陰から応援させていただきます。俺たちの雪崩、起こるって信じてるからな！」と話した。

　ドラマは、令和の日本を舞台に謎の集団「アバランチ」の過激で痛快な活躍を描くピカレスク・ロマン。映画「新聞記者」などを手掛けた藤井道人監督がチーフ監督を務めている。