榎木淳弥:アニメ「東京24区」で“会話のテンポ感”を大切に 内田雄馬、石川界人とのコンビネーション

「東京24区」に出演する榎木淳弥さん
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「東京24区」に出演する榎木淳弥さん

 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」などの津田尚克監督、「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」などのCloverWorksによるオリジナルテレビアニメ「東京24区」が、1月5日深夜からTOKYO MX、ABCテレビ、BS11ほかで放送される。「STEINS;GATE」などに参加してきたニトロプラスの下倉バイオさんがストーリー構成、脚本、「アイドルマスターSideM」などを手がけるイラストレーターチーム「FiFS」がキャラクター原案を担当するなど豪華スタッフが集結。メインキャラクターの蒼生シュウタ役の榎木淳弥さん、朱城ラン役の内田雄馬さん、翠堂コウキ役の石川界人さんら声優陣も豪華だ。シュウタ役の榎木さんに「会話のテンポ感」を大切にしたというアフレコ、同作への思いを聞いた。

 ◇キャラは肉体担当も「僕は運動が苦手」

 「東京24区」は、東京湾に浮かぶ人工島・極東法令外特別地区(通称・24区)で生まれた蒼生シュウタ、朱城ラン、翠堂コウキが、自分の信じるやり方で、愛する24区と人々の未来を守ろうとする姿を描く。シュウタ、ラン、コウキは、家柄も趣味も性格も違うが、いつもつるんでいる幼なじみ。彼らの関係は、とある事件をきっかけに大きく変わってしまう。事件の一周年追悼ミサで、偶然再会を果たした3人の電話が突如一斉に鳴る。死んだはずの仲間からの着信をきっかけに“未来の選択”を迫られることになる。初回は1時間スペシャルとして放送される。

 「東京24区」はオリジナルストーリーで、“極東法令外特別地区”などの専門用語も登場する。

 「オリジナル作品は、世界観を理解するのは難しかったりしますね。極東法令外特別地区、連合国が……など現代の日本とは違う設定だと、この世界はどうなっているんだろう?と考えないといけません。テンポ感がいい作品ですし、楽しく台本を読みました。最初にナレーションで世界観を説明してくれるので、詳細がつかめなくても大枠が分かると思います。主題としてトロッコ問題があり、自分だったらどうするのか?と自分自身に投影すると、結果的に選べないけど、キャラクターは選んでいくことになります。オリジナル作品ですし、先の読めないところも面白かったです」

 榎木さんはとにかく台本を読み込む。「東京24区」でもストイックに台本と向き合った。

 「初回は特に時間がかかりましたね。1時間スペシャルということもあるんですけど。何時間くらい読んだんだろう? 別の仕事もあって収録の前日から読み始めたのですが、朝5時くらいまで読んでいました。ちょいちょいそういうことがあるんですよね」

 榎木さんが演じる蒼生シュウタは、24区内のタカラ商店街にある蒼生ベーカリーの息子。筋トレが日課で、運動神経が抜群で、町を守るヒーロー“Mr.24”として活動していたが、今は実家のパン作りを手伝っている。

 「パン屋の息子、下町育ちで、明るくて江戸っ子みたいなキャラクターです。運動神経がよく、体格もいいです。序盤でトラウマがあることも明らかになりますが、基本的に明るく前向きな性格です。メインキャラの3人の中で一番運動神経がよいです」

 運動神経抜群のキャラクターということだが、榎木さんは自身との共通点は「あんまりないかもしれませんね」と話す。

 「僕は運動が苦手で、筋トレもあんまりしないですし。足は速いんですけどね。野球、剣道をやっていて、部活に入ったらレギュラーには選ばれるけど、そこからがあんまり伸びないんです。やる気がなくなってしまうんですよね。結果としてセンスがないんだと思います」

 ◇アフレコは和気あいあい

 内田さんが演じるランは、24区で活動するアーティスト集団「DoRed」のリーダー、石川さんが演じるコウキは24区の名家「翠堂財閥」の跡取り息子。シュウタ、ラン、コウキの3人はバラバラで個性的だ。榎木さん、内田さん、石川さんは普段から仲がよいといい、コンビネーションはばっちりだったという。

 「会話のテンポ感がいいんです。収録の尺の指定も早めでした。そこを考えていましたね。家で読んでいる時とマイク前では緊張感が違いますし、変わってくるところもあります。メインの3人は大体一緒に収録できました。界人君とはガッツリ共演したことはそんなになかったけど、2人共よく知った間柄ですし、楽しかったですよ。休憩中は全然関係ないことをしゃべったり、台本の解釈もこうなのかな?と話したりできましたし。学校みたいに和気あいあいとしていました。元々、仲がよいので、そういうところは出ていると思います」

 内田さん、石川さんと共演する中で刺激も受けた。

 「何となくこういう音かな?と音のラインを想像しますが、その通りにくるとつまらないところもありますし、雄馬君と界人君もそう思うはず。なるべく外れていきたいところはあります。そういう瞬間が多ければいいな……とは思いますね」

 公開されているPVは独特の映像表現、映像美も話題になっている。

 「アフレコの時とはまた印象が違って、独特のタッチ、質感なんですよね。髪の色とかはアニメっぽいのですけど、目の色、肌感とかが生々しい感じもします。動きもしなやかな感じがします。アクションシーンもすごくて、アフレコでも体力を使って収録しました。全体的にスタイリッシュで、格好いいです」

 「初回は1時間スペシャルで、スタッフの皆さん、キャストの気持ちが入っています。気持ちよく見ていただけると思います。ぜひ、1時間、楽しんでください」と語る榎木さん。榎木さんら声優陣の熱演、美しい映像などを堪能してほしい。

 ※クレジット(敬称略)

衣装:SMACK ENGINEER、COOKMAN▽スタイリスト:高橋結

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